京都に本店のある鶴屋吉信の干菓子。ここもデパ地下では必ずのぞくお店です。今の時期だと、干菓子では貝づくし、蝶々、桜などがありますよ。筍のカタチのお菓子ってあまりみないですけど、でも素朴な感じがしていいですよね。なんとなく、寒い冬を越してきた!ゆえの苦味まで感じるような気がします。
生菓子もきれいです!もう少し先の時季になりますが、白いういろうで花弁をあらわしている「鉄線」は、凛とした姿がすばらしい!わたしの一押しです。鶴屋吉信さんは、焼き皮モノが得意なのでしょうか。焼き皮というと関東風の桜餅(↔関西風は道明寺)ですが、鶴屋吉信さんでは、その焼き皮をいろいろアレンジしてお花(寒椿、むくげ・・・)などに仕上げています。しかも色もきれいでかわいらしい!あんを包み込むのが難しそうだし、丁寧な職人技にいつも感嘆しています。
京都・今出川にある本店の2階では、目の前で職人さんがつくってくれたお菓子をいただくことができます。主菓子って、つくりたてが一番おいしいんです。お店で買ってきたときも、一口でも、その日のうちにお味見したいもの。お味の違いがわかるはずです。
・・・そういえば、ドラマの「花より男子」でつくしがバイトしていたお店、鶴屋吉信でしたね(笑)。