今回のお菓子の旅の目的は・・・六花亭めぐり!
甲斐みのりさんの『甘く、かわいく、おいしいお菓子』(主婦の友社)で、北海道の六花亭が紹介されていまして、みていたらワタシも行きたくなっちゃって・・・きちゃいました
北海道のお菓子といえば、六花亭 バターサンド、ホワイトチョコレートなど、おなじみのお菓子がすぐに浮かびますよね。
その六花亭の創始者である故・小田豊四郎さんが、食文化の発展を願い、設立したのが「六花文庫」。 食にかかわるあらゆる本を集めて、一般に公開しているのです。
みてください!こんなにいっぱいの本!!!
ソファ席もあります。
すきな本を、すきな場所で、すきなだけ、読むことができます。
お菓子の本だって、こんなにいっぱい!(※一部です。)
あ、これ、絶版で手に入らなかった本だ!!! ・・・うちにある本も、中城先生の本もあります。この蔵書量、国会図書館並みでは!? もううれしくって、泣けてきちゃいました
貸出はしていませんが、ここで、たっぷり読書を堪能できます。・・・ワタシも、気がついたらすっかり外は暗くなっていました。。。
入館は無料ですが、¥300でコーヒーをいただくことができます。1杯づつ淹れてくれて、しかもお替りO.K.。お菓子も1つ、ついてます。
スタッフの方もとてもよい方で、ころ合いをみて声をかけてくれたり、常連さんたちとも仲良しで、とってもアットホーム。 ・・・近くだったら、通いつめたいなぁ。
蔦に覆われた建物。ちょうど紅葉の時期だったので、真っ赤に色づいていました
もう、これだけで大感激 ・・・こちらの建物、札幌市都市景観賞なんですって。
ここにあった本を読んで知ったのですが、六花文庫は、もともと、入社面接でやりとりがきっかけで誕生したのだそうです。入社してすぐに、自分の希望どおりの仕事をまかせてもらえてうれしかった、とも。社員の声を大事にしている会社なんですね。
創始者の小田さんは、若いころから苦労に苦労を重ねてこられたそうですが、「「帯広千秋庵」から「六花亭」に社名を変更したときが一番つらかった」と小田さんの伝記『お菓子の街をつくった男』の中で語ってました。 「六花」は雪のこと。名づけ親である某お寺の和尚さんの、「北海道を代表するお菓子屋さんになりなさい」という思いが託されています。
その思い、確実に実っていると思います。
六花文庫 HP
札幌市南区真駒内上町3丁目1-3 011-588-6666 10:00-17:00 休:日