京博の琳派展と同じくらい楽しみにしていたのが、弘道館で開催されていた「手のひらの自然 京菓子と琳派展2015」(10月25日~11月7日)。琳派をテーマに公募した京菓子の作品展です!
入選作品がずらり。
全部は紹介できないので、少しだけ。
練りきりの「雪笹」。こしあんと白あんで、冬の笹を表したもの・・・水墨画のような世界!氷餅がホントに雪みたい。私はみたことがないけれど、乾山の作品をイメージしたのだとか。
このお菓子は、お茶席でもいただきました(お菓子は4種類ほどからセレクト)。
じょうよまんじゅうの「裏表」、このお菓子もお茶席でいただけます。
こちらも、乾山ですね 今年、サントリー美術館の乾山展で大人気だった色絵桔梗文盃台。桔梗の裏側がドットと格子模様になっている盃杯で・・・乾山展をみた方なら、あれだ!ときっとすぐわかるのでは?
これ、これ!一番気にいった作品です。
乾山の色絵氷裂文角皿、ですよね♪ モザイク模様の角皿、本物もとてもカワイイのですが、このお菓子もポップですき!「角彩」といいう銘です。 ・・・私、結構、乾山好きみたいで
これは、光琳の「紅白梅図屏風」をイメージした作品。
宗達の「蔦の細道」だ!この屏風もすきなんです。
・・・京博の琳派展にいった後だったから、あの作品がこういうお菓子に!とすぐわかって、とても楽しかった
京都高島屋でも展示を行っていて、この後、行ってみました。
わかります?宗達の杉戸絵の白象です!
高島屋会場は、作家さんの器とのコラボ展示で、原則、写真はNG。これは!というものだけ、お願いして撮らせてもらいました。
弘道館の会場でいただいたお土産です。
梅の寒氷がのせてある・・・カード?といっていいのかしら。本物のお菓子ですが、勿体なくて食べられません!永久保存版。
弘道館会場は、入館¥500。さらに+¥1000で呈茶もいただけます(老松のご主人がお道具の説明をしてくださいました!)。お土産つきの予約チケットは、¥2000。
この企画、すばらしい! 来年も同じような展示があるのかな。ぜひぜひ、またきたいな。