「神楽南蛮クラフトジン湯沢/フルーツリキュールフリークス」
新潟の特産品である「神楽南蛮(かぐらなんばん)」をボタニカルに使用したユニークな銘柄。砂糖を使用しているのでしっかりとした甘さに神楽南蛮の独特な青い香りと辛み
*https://ginbottle.shop/items/5eb91e530fe719739e2980e5 より
合同会社フルーツリキュールフリークス 京都府京都市中京区西ノ京内畑町18-20
京都にある酒造ベンチャー、フルーツリキュールフリークスです。国産アブサン「和ぶさん」や、厳選したフルーツを贅沢に使った手作り果実酒をお届けしています。
フリークスのお酒
設立のきっかけ
フルーツリキュールフリークスは、趣味でリキュール(梅酒などの果実酒)を作っていた2人が立ち上げた酒造ベンチャーです。
2人とも、元々は機械系のエンジニアで、酒造業のノウハウはまったくのゼロからのスタートでした。
あれは2013年でした。家で自家用に作っていた果実酒を飲んで「これ、めっちゃ美味しいやん、売れるんちゃうか?」と思ったという、”飲みの席での思い付き”からでした。
まったく何も知らないまま、その場で酒税法についてPCで調べて「この免許、取れなくはないと思うぞ」という所からのスタートでした。
民家を改装して食品工場にして税務署を納得させて免許を交付させよう!と酒の勢いで始まったプロジェクトです。
どうせなら美味しいお酒を作りたいよね「なんせ趣味なんだから」
美味しい酒の基準は、人それぞれですが、素人の僕たちが作った果実酒の方が大手の作っているものよりも美味しいなと思ってました。大手メーカーの作っている商品はだいたい美味しいです。ただ”飛び切り美味しい”にはなかなか出会いません。
理由は簡単です。プロは各種制約の中で商品を作っていて、ぼくら素人は採算について考えず作っているからです。材料はいっぱい入れた方が美味しいでしょ?
果実酒はシンプルなお酒で、例えば梅酒ならば、アルコールの中に、梅の実と砂糖を入れて、漬け込んでおけば出来ます。
しかし、大量生産による製造工程のオートメーション化や、全国的な物流輸送、他社に比べて価格競争力のある商品、といったことを考えていくと、材料費を削らないといけないので梅の実と砂糖は、液体の梅ジュースと液糖に置きかわります。熟成の時間も短くなるでしょう。「何万本も作り全国に配送し手ごろな値段で売る」ということをやればそうなるのが自然です。
大手の作るものはよくできています。敬意を表します。ただ、僕らは今、市場にあるものでは、物足りなかったのです。だから趣味で作っていてなんなら販売しようということになりました。
大手メーカーには出来ない企画
手軽でもなく、限定品ばかりで、ちょっと他では見ない材料で、おいしい酒。
そんな方向性を持つ酒造メーカーがあったっていい。僕らが欲しい。販売をインターネットで行えば中間コストを削った分、果実をたっぷり贅沢に使える。今ではダイレクト・トゥ・コンシューマ(D2C)と呼ばれる形態です。当時はそんな言葉、なかったですけどね。
マニアが自宅で趣味で作っているものと同じクオリティのものをマニア向けに作る
Freaks make Liqueurs for freaks like you.
そんな感じの、ゆるい酒造ベンチャーです。
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