いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< お米 > お米の品種・銘柄 つや姫

2023-01-08 08:32:03 | お米

 「つや姫」

 イネ(米)の栽培品種の1つである。日本の山形県で誕生した。山形県では「雪若丸」とともに、「はえぬき」「どまんなか」に代わる新ブランド米として、県を上げて全国にアピールしている。2009年(平成21年)に公募と県民投票により「つや姫」と命名され、2019年(令和元年)にはデビュー10周年記念イベントが開催された。

 概要
 1998年に山形県立農業試験場庄内支場(現:山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、「東北164号」を父、「山形70号」を母として交配が行われ、27粒の種子を採種した。その後、世代促進を行った後代を選抜・育成し、2005年の雑種第9代に「山形97号」の地方番号を付与し、奨励品種決定調査等の各種試験に供試した。

*Wikipedia より

 「つや姫」。日本一を誇るブナの原生林が育む滋養に満ちた水系、先人の知恵と四季鮮やかな山形の風土が生んだ、わが国の美味しいお米のルーツとなる「亀ノ尾」。その正統の系譜から日本が誇るブランド米が誕生しました。際立つ「粒の大きさ」、「白い輝き」「旨さ」、「香り」、「粘り」は、ごはんそのものがご馳走。味わうほどに至福の喜びに満たされます。山形の農の匠が丹誠込めて育てる、安全で、おいしさを極めた特別なお米。日本中の、何よりも「白いごはん」が大好きな人にお届けします。

 開発期間は10年
 およそ百年前、米づくりに生涯を捧げた山形県庄内町の篤農家「阿部亀治」氏が、幾多の苦労の末に育て上げた稲「亀ノ尾」は、近代日本の美味しいお米の始祖となり、「コシヒカリ」や「ササニシキ」などにその良食味性が引き継がれてきました。
 この「亀ノ尾」のDNAを受け継いだ「つや姫(山形97号)」は、山形県立農業試験場庄内支場(現 山形県農業総合研究センター水田農業研究所)において、平成10年から育成が進められました。
 米どころ山形県が総力を挙げ、科学的総合研究のもと、品種開発チームの飽くなき探求心と10万分の1という稀有な確率で選抜され、県産オリジナル品種「つや姫(山形97号)」は誕生しました。

 食味
 「つや姫」の一番の特長は、なんと言ってもその「美味しさ」です。育成地で行った食味試験でも「コシヒカリ」を上回る結果が得られました。また、食味ランキング(お米の美味しさの評価)を行っている(財)日本穀物検定協会の食味官能試験(実際に食べてみて、食味を判断する)において、外見については「艶がある」、「粒が揃っている」など、味については「甘みがある」、「うまみがある」などの評価が得られ、デビュー以降、毎年最も高い「特A」の評価をいただいております。

 「つや姫」食味試験コメントについて(財団法人 日本穀物検定協会)
 艶がある。
 粒がそろっている。
 白い。
 甘みがある。
 うまみがある。
 口あたりがよい。
 粒がしっかりしている。
 農業総合研究センター生産力検定試験(2002年~2010年)
 食味特性

 つや姫の「白さ」
 供試した11品種・系統の中で、「つや姫」の白さの官能値および白色度が最も高い結果となりました。なお、食味官能試験の外観(白さ)の評価結果と独自開発した炊飯米白色度評価法による測定結果(白色度)との間には有意な正の相関関係が認められました。
 また、波長解析を利用した炊飯米外観色彩特性評価の結果、「つや姫」は青色の分光反射率が高い特長があり、これが「つや姫」炊飯米が白く輝く要因です。

 注1) 食味試験の基準米は「はえぬき」を用いた。食味試験のパネルは山形農総研セ職員20名。
 注2) 供試材料は同じ栽培条件で得られたものである。精米歩合を90%に調製して供試した。

 つや姫の「上品な甘み」
 味覚センサーを用いて、「つや姫」と「コシヒカリ」(山形県産)の味を測定しました。
 両品種ともに、各評価項目で高い値となりましたが、「つや姫」は、甘み、旨み、旨味コクの測定値がコシヒカリよりも高いことがわかりました。特に甘みと旨みが高く、それらのバランスが良いことが、食味官能試験で「味」の評価が高くなることにつながっていると推察されます。

 ※出典:山形県農業総合研究センター「平成24年度つや姫の美味しさに関する研究成果とりまとめ資料」

 つや姫の「旨み」
 炊飯米の「味」には複数の代謝物が関わる可能性が高いことから、国内の主要銘柄品種の炊飯米を供試し、メタボローム解析を行いました。
 この結果、「つや姫」は、「コシヒカリ」と比較して旨みアミノ酸が非常に多いことがわかりました。特にグルタミン酸とアスパラギン酸については、他の食品においても旨み成分として知られており、米のおいしさに直接関わっている可能性が高いと考えられます。

 ※出典:山形県農業総合研究センター「平成24年度つや姫の美味しさに関する研究成果とりまとめ資料」

*https://www.tuyahime.jp/tsuyahime/about/characteristic/ より

*農研機構HP より

 当店でも「庄内産 つや姫」の販売をしています。

 「山形産」というだけでなく、「庄内地方」のつや姫の方が、毎年いい食味・品質となっています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <いろいろな異名-郷土富士>... | トップ | <大和言葉> お膝送り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お米」カテゴリの最新記事