てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

映画三昧

2011-12-16 15:45:00 | 舞台、ライブ
 選りにも選って年の瀬の気忙しい時季に厄介なものにハマってしまった。せっせとビデオレンタルショップへ通いつめ、手当たり次第にDVDを借りてきての映画鑑賞三昧である。毎日欠かさず1本以上は観ている勘定になる。

 作品のピックアップに際しては、さしたる脈絡がある訳ではなく、来春のギターインナーコンサートの課題曲「アンチェインド・メロディー」が「Ghost(ゴースト~ニューヨークの幻)」のテーマソングだったと聞けばそれを借りてくる。
 またある時は、学生時代の学園祭か何かの折に観た「怒りの葡萄」を無性に懐かしがってみたり、小欄「2006/8/6 二通のファンレター」で記したように、'62年(昭和37年)私が中学2年生の時に観た映画「奇跡の人」がとても印象に残り、どうしても忘れ難く見返しているという有様である。
 また時には家内のリクエストも取り上げ、二人で楽しんでいる。安上がりの“ささやかな贅沢”に浸っている。

 週刊誌の記事によると俳優の三浦友和氏が11月22日(“いい夫婦”)に都内ホテルで行われた主演映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の完成報告会見を開いた。席上記者から夫婦円満の秘けつを問われると、三浦氏は「相性です」と断言した。さらに自らの半生、妻・百恵さんとの夫婦関係、家族について語り、三浦氏はふだんから、百恵さんと一緒に映画館に足を運ぶといい「最近は『コンテイジョン』や『マネーボール』を見ました。同じものを見て笑えたり、感動できたりするのはやはり幸せ」と“相性”の良さを披露したそうだ。

 これまで観た作品の中から珠玉の名言を拾い上げてみると、
☆肝心なことは、目には見えない。心でみなくちゃ。(サン・テグジュペリ『星の王子さま』) 
☆偶然などという言葉は決して使ってはいかん。いつでも摂理というものだ。(スタンダール『赤と黒』) 
☆窮乏は思想への刺激となり、思想は行動への刺激となる。(スタインベック『怒りの葡萄』) 
☆愛とは、手で触れることはできなくても、香りで庭を美しくしてくれる花のようなもの。人生は恐れを知らぬ冒険か、無のどちらかである。(ヘレン・ケラー『奇跡の人』)
 けだし心に響く言葉である。
コメント (6)
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