
内堀敏明先生によるプライムギターソロ(右が中谷匡志先生)
街にジングルベルが響くクリスマスに先駆けて本日、新堀ギター音楽院主催によるキャンドルコンサートが開かれた。今年のコンサートは舞台上ではなく、かぶりつきの観客席から気楽に心行くまで堪能した。
お目当てはプログラムのトリを飾る「アルハンブラ宮殿の思い出」である。期待通り内堀敏明先生によるプライムギターソロは秀逸だった。先生のトレモロの名プレイは自他ともに認めるところ。
プロブラムの前半では客演として中石和宏氏が3.11大震災への鎮魂を込めて「ふるさと」を熱演され、心に染入るような音色だった。
同音楽院は岡山県下各地区に合奏団を結成、その一つ岡山新堀ギターオーケストラは今夏に第三回スペイン公演を成功裏に終えたばかりの活躍ぶりで、これまでにCDも数枚リリースしている。
そのスペイン公演ではコミーリャス教区教会において、同オーケストラが披露したスペイン学生歌「おまえのカーネーションをおくれよ」が同キャンドルコンサートにおいても再演された。
昭和57年に同音学院は開設、来年めでたく30周年を迎えられるとか。今後益々の発展と繁栄をお祈りする。
☆2008年7月24日、第二回スペイン公演での高木真介&岡山新堀ギターオーケストラによる「ギター独奏とギターオーケストラの為のアルハンブラ宮殿の想い出」

岡山新堀ギターオーケストラの面々

岡山新堀ギターオーケストラの面々

中谷貞夫先生よりクロージング挨拶