ここのところ田植え準備や諸事に取り紛れ、滞ったままのブログ再開は10日ぶりとなる。
代掻き、田植えに向けて仕上げ作業、基肥一発(20㎏×5袋)とけい酸加里(15㎏×3袋)の施肥は、最重要課題となる。
が、案ずるより産むが易しとはこのこと。
初めて使う施肥機が快調であっと言う間にやってくれ、誠に頼もしいパートナーである。
これまでしてきた苦労やしんどさはなんだったのか!
農事が一段落したところでピオーネの摘粒(テキリュウ)も行った。
小さく、余分な粒を、ハサミで丁寧に切り落とす。
もう少し間引いた方がよいのだが、貧乏性にはこれが精いっぱい。
これでもちょっと不安になるほどスカスカだが、見る間に大きくなる。
序にうどん粉病予防にインダーフロアブル6000倍を施した。
収穫に向けて、後3回まではOK。
田んぼの一角に植えているびわだが、春先の摘果の成果もみられず、相変わらず小粒。
甘味もイマイチなので、爪先を汚し(栄誉の勲章)ながらコンポートにした。
炭酸も砂糖も不使用、CCレモンで煮るだけ。
甘過ぎず爽やかで自分好みのコンポートに仕上がった。
すももも10個ほど初収穫、空中栽培の小玉すいかはネットサポートが必要なまでに成長した。
今晩から久々の雨予報だが、田植え準備を無事終え、どんとこい雨!!
それにしても、これだけの立派な作物が育つには、いくつもの作業を計画的に手間暇をかけて行わなければいけないのですね。
スケジュール管理がたいへんそうです。
戴くのみの私ですが、それを思うと本当に大切にいただきたいものです。
義理の息子(娘の夫)のお母さんも、果樹園に携わっていますが、今が1番多忙なのに、働くことが楽しくまた活き活きとしているようです。
無類の果物好きをして、果糖を気にしながらも、年中果物と縁が切れません。
30数年前、初めてピオーネの苗木を求める際、「とても手間が掛かるが、やり果せるなら売ります」と念を押されたことを思い出します。
子育てが一区切りついた頃、「人」を「果実」に置き換えての果樹栽培になった次第です。
家庭果樹園作りは四季折々の花や果実、生い茂る緑の葉を頭に描きながら、狭いスペースをいかに活かすか、庭木の選定、演出することから始まります。
それから後は、用土・水遣り・施肥・予防など栽培管理から受粉・摘果の結実管理、そして剪定と年中手が抜けません。農事メモ必携です。
顧みて子育ては、丹精込めて手塩にかけるという意味でも果樹栽培に通じるものがあると痛感します。
長文駄文失礼しました。