〈リバイバル・アーカイブス〉2024.4.15~4.29
原本:2021年4月15日
2021年4月15日 7:56 富田林市寿町二丁目「ベスレヘムどおり」
ピンクと白が青空によく映えます。
今年は少し花の付きが少ないようです。
それでも通りはこの時期ピンクと白に染まります。
2014年からの写真を見ると近年樹勢が衰えているようで、幹の張り具合や花の数は明らかに落ちているようです。
枯死して歯抜けになっているのもみかけます。2014年と比べてみてください。
2014年4月23日 ハッとするぐらい咲いています。
例年なら車で通ると、府民センターのカーブ交差点を曲がりハッとしますが、今年はそんな印象が起きません。
かといって満開になっていないわけではないようです。
ともかくも、花水木が終わって、次はつつじが咲きます。しかし今年はつつじがもう咲きだしました。
ベスレヘム通りと名付けられたこの通りは、朝の通学路としても使われています。
ベスレヘム通りはわずか260mの通りですが、2回大きくカーブします。
府民センター横のこの通り、外環と旧国道170号線を結ぶ短い道路です。
この通りは東京オリンピックの年、1964年に姉妹都市提携をむすび、今年57周年を迎えます。大阪万博の前の年には60周年となります。
1985年に来られたベスレヘム市長により寄贈された木がこの花水木です。
当時富田林の市内のお家で家内工業として盛んに作られていたクリスマスの飾り用グラスボール。その輸出が縁でアメリカ合衆国ペンシルバニア州のベスレヘム市(Bethlehem City)と姉妹都市提携をしています。
この花水木を見ると懐かしい想いがします。
グラスボールは約60年前、旧毛人谷(えびたに)地区のふつうのお家が家内工業で作っていました。
ガラス管にバーナーで溶かしたガラスを先に着け、息を入れると風船のように丸く膨らみ、すぐに固まったら先だけやすりで傷をつけ切り取ります。夏場は作業場はとても暑く、おじさんがシャツ1枚になって吹いていました。
また、できたグラスボールを染色するところもよく目にしました。確かボールの内側にシンナーで薄めた染料を入れ、空き地で乾燥させていたのを思い出します。あたりにシンナーのにおいがよく漂っていました。ボールを作る人と染める人は別の人でした。
そんな昔のことを思い出しました。
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写真撮影:2021年4月8日、12日、14日、15日
2021年4月15日 HN:アブラコウモリH
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