富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ここどこでしょう?駅から見える風景 51

2019年11月26日 | ここどこでしょう?駅から見える風景

古いレールのリサイクルで雨除けが造られたレトロなプラットホーム。でも大阪市内にある駅なんです。しかも始発駅。島式2線のプラットホームにはなつかしい昭和のたたずまい。

 

 レールに製造年のわかる刻印が...

 

私にはどうみても、1887年(明治20年)か1897年(明治30年)に見えますが!

 

一日の乗降客 621人(2018年)

 都会の真ん中に2両のワンマンカー。本数は30分に1本。21時台は1時間に1本しか電車ありません。大阪市内で最も本数が少ないダイヤ。終電は10時台(22:45最終電車)

 

 入線するワンマンカー。線路のクロスが印象的。

 

 自動改札は2台。何年か前まではここに沿線案内の大看板がありましたね。

この駅どこでしょう?

〈解答は画面をクリックしてください〉

 

 汐見橋 道頓堀川を跨ぐ橋長45.5mの橋。

汐見橋はこの場所で潮の干満が観察できたためこの名が付けられたと云われています。

 

道頓堀川をすこし西に歩くと、木津川への合流点にある「道頓堀川閘門(こうもん)」が見えます。

高潮防止、水位の調節、閘門機能(水門の前後で水面の高さが違う時に水門内で水位の調整を行い、船舶を安全に航行させる)のために、造られました。

 

「大地震両川口津浪記」の碑 大阪市浪速区幸町3

駅より西に少し歩くと、木津川 に架かる大正橋の東詰に安政南海地震津波の碑「大地震 両川口津浪記」石碑があります。

大きな石碑には墨が入れられています。

嘉永七年(安政元年、1854)安政南海地震(M8.4)による津波で大被害を受けた時の教訓が石碑に残されています。

 毎年8月の地蔵盆には、石碑を洗い、文字が読み やすいように「墨入れ」をし、供養が行われています。

160年以上前の教訓が今も世代を超えて、地域の人々によって大切に守られています。

〈画面をクリックすると石碑の裏が見れます〉

 

 なんかこの駅はレトロな落ち着きがあっていいですね。

 

関連記事:ここどこでしょう?駅から見える風景(49)

事前に写真を撮って、館内学習で作りました。

撮影日:2019年9月10日

2019年11月26日 HN:アブラコウモリH  

 


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