〈リバイバル・アーカイブス〉2022.7.11~7.25
原本:2018年4月27日
2018年4月24日「富田林百景+」の仲間たちが、冊子「灯籠めぐり」の完成に伴い「伊勢本街道の主に追分近郊」を巡りました。当日は小雨日和の中、仲間たち28名が観光バスで旧街道の遺跡、名勝、宿場町等を当時代の参宮者の想いを込めて見学いたしました。その一部を紹介します。2018.04.24 撮影
右先暗越(くらがりこえ)街道(大阪市玉造より)、左先武内街道(堺市より)との合流地点。
大和朝倉(追分、初瀬)合流地点の古民家、路標。
総本山長谷寺路標。
山粕集落、山粕峠と鞍取峠との間の難所。
山粕集落、メダカ街道(谷間の清流のためか、街おこしの一環)。
終着JR伊勢奥津駅、先松坂まで、昔機関車の給水設備跡が有る、名松線で2時間に1本のローカル線。
津市美杉町、北畠神社、北畠氏館跡庭園。
美杉町、旧街道の宿場街。
玉城町、田丸城跡。
長編の写真を見て頂きありがとうございました。
2018.04.26 kusu
リレーします。アブラコウモリH 2018.4.27
今回巡った「伊勢本街道」には、驚くべき秘密が隠されていることがわかりました。
それは、ほとんど同じ緯度を経由しているということです。
実際バスで行ってみると、山越え谷越え、北に上がったり南に下りたりと、伊勢本街道は巡りますが、
なんと行ったところを緯度で示しますとごらんのとおり!
桜井市慈恩寺(大和朝倉、追分) 34.51(北緯)
曽爾村山粕(山粕宿、めだか街道) 34.48
御杖村(御杖宿) 34.48
伊勢奥津駅(奥津宿) 34.51
北畠神社(多気宿) 34.51
田丸城(田丸宿、玉城町) 34.49
でした。これは偶然でしょうか?
00.10が1100mくらいですから、すごい精度でしょう。
ちなみに、
内宮 34.47
外宮 34.48
齋宮 34.54
私たちの富田林からでは
喜志の宮(式内社 美具久留御魂神社) 34.51
二上山(富田林のランドマーク) 34.52
富田林寺内町(富田林市富田林町) 34.50
中央公民館(富田林市本町) 34.50
アブラコウモリの家(富田林市本町) 34.50
私たちの家からでも同じ緯度なんです!
つまり、お伊勢さんはわたしの家から真東にあるということですね!!
(緯度の計測は「bingマップ」緯度検索を使用)
〈画面をクリックしていただくと拡大します〉
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2018.4.24.9:05
桜井市慈恩寺(大和朝倉、追分) 34.51(北緯)
バスから初瀬街道の追分に向かう。
*榛原までは初瀬街道(伊勢表街道・青山越え)と伊勢本街道は同じ道です。
9:08 初瀬街道の追分に向かうところ。追分は橿原市方面の横大路と奈良市方面からの上ツ道が合流するところ。
道路に拡がり過ぎ。
10:26 曽爾村山粕(山粕宿、めだか街道) 34.48
榛原で初瀬街道より分かれ、山あいの山粕宿 めだか街道の愛称でも親しまれています。
街道沿いにメダカを飼われている旧家が続きます。
1件1種1水槽でメダカの飼育が始まり、今では街道として9件まで広がって来た伊勢本街道山粕宿「めだか街道」。平成21年「NHK 鶴瓶の家族に乾杯」で取り上げられ一躍脚光を浴び有名に。
御杖村(御杖宿)34.48をバスで通過し伊勢奥津へ。
11:20 名松線 伊勢奥津駅(津市美杉町奥津) 34.51
2時間に1本の列車ですが、偶然駅に停車しているのに出会えました。一編成のディーゼル車
今も残る汽車の給水塔
もともと名張と松阪を結ぶ計画であったので名松線と名付けられました。
2009年10月の台風18号で被災し、運休。被災から6年5カ月を経て復旧工事が完了し、ようやく運行開始となりました。
13:34 上多気宿(津市美杉町上多気) 34.51
これなんだろ?
櫃坂峠(伊勢神宮方面)↔飼坂峠(奈良方面)
美杉ふるさと資料館前の力石 北畠神社にも立ち寄りました。
16:03 田丸城(玉城町田丸) 34.49
櫃坂峠はバスでの通行は難しいので、大きく迂回して田丸へ
熊野街道と伊勢本街道の交わる追分をバスより眺め、田丸城へ
最後の立ち寄り場所、田丸城より
おお、恐(こわ)!
写真撮影:2018年4月24日
2018年4月27日 HN:アブラコウモリH
雨も大したことはなく、無事に予定コースを廻れました。先達の皆さん、ありがとうございました。
初めての処ばかりで楽しかったです。
先日(4.12)、職場OBで榛原~室生寺 歩きました。しんどかった。ブログUPしてます。
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