富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

錦織公園のつつじ2024

2024年04月23日 | 草花

2024年4月22日 15:06 富田林市錦織 大阪府営錦織公園

 

河内の里内 つつじの丘 

まだ満開ではないような気がしますが、散っているつつじもあります。

 

つつじは種類によって順番に咲いていくようです。

 

あざやかさと香りが魅力のツツジ。漢字で書くと難しいです。躑躅。

ぶどう:葡萄とすこし似ていますが...

よく見ると「足」編がふたつ。草花やのになんで「足」編?

これは「見る人が足を止めるほど美しい」という云われに由来するそうです。「躑」と「躅」はいずれも、「たちどまる」とか「たたずむ」の意があるらしい。

ついでに身近な動物でも難しいのはイタチ:鼬、ツグミ:鶫、とんぼ:蜻蛉。

 

山々の尾根が続くようなツツジの山。

 

クルメツツジはもうかなり咲いていました。

 

へんてこな蝶。保護色になっていない。「君は木に止まるべきではないのか?」

 

ここはクルメツツジ、ヒラドツツジ、レンゲツツジなど園芸品種が植えられています。

天然もの(自生種)のモチツツジやヤマツツジは沿道添いのあちこちで自生しています。

 

赤・白・ピンク、色とりどりの綾錦。毎年、満開の時期を合わすのに苦労します。

でも結局、つつじは種類により早咲き、中咲き、遅咲きがあり、しかも5月に1ヶ月遅れて咲くサツキも植えられているので、全部満開とはいきません。納得。

 

つつじの丘の大きなケヤキがシンボル。

 

遊歩道にはおなじみのヒラドツツジ。

 

駐車場からの経路はしんどい長い坂道。

 

途中ヒラドツツジや野生種のモチツツジが咲き、楽しませてくれます。

 

れんげ畑 ゴールデンウィクがきたら、鋤き込みます。

昔ながらの農村風景を再現した「河内の里」は、木造平屋建の「里の家」や水車小屋、茶畑、水田があります。「つつじの丘 」は「河内の里」の中にあります。

 

大麦

昔はこの辺の田んぼの二毛作の裏作としてよく植えられていました。

麦ごはんやはったい粉、麦茶でおなじみですね。

 

お茶

昔の河内の農家は家の奥庭や田んぼの周りにお茶を植えていて、おうちでお茶を作っていたとか。

作ったお茶っぱを手鍋に入れて弱火で焙じると、焙じ茶が出き、クズの粉茶を布袋に入れて、お米か冷やご飯と一緒に炊くと、河内名物 「おかいさん」(茶がゆ)ができるのです。子供の頃は毎朝これでした。ずっと置いとくとふやけて、おたまが回らなくなります。

 

白いのは大根の花 こうなる前に食べなくちゃ。

 

ネギ坊主 こうなる前に食べなくちゃ。

錦織公園の「つつじの原」のある「河内の里」は9:30~4:30までですので、ご注意ください。他のところは、いつでも利用できます。ただし、駐車場は9:00~17:00。平日無料。

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