富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

宮町遺跡現地公開

2018年01月07日 | 南河内の遺跡・史跡

 

古墳時代(3世紀半ば~7世紀末頃)から奈良・平安時代(8世紀~12世紀末頃)の集落跡です。

主要地方道「美原太子線」の延長工事(外環状線との接続)に伴い、道路対象区域の地下埋蔵物調査が

行われています。

市民会館と近鉄「長野線」。昔、この付近に「旭が丘駅」がありました。

航空写真です。左側(西)に外環状線(170号線)が走っています。

上半分(北側)が、今回の公開場所。下半分(南側)はすでに調査が終わり埋め戻されています。

今回の配布資料です。(小さくてごめん)

遺跡公開場所の全景です。

溝001の跡

土抗212(奈良時代)

建物1の柱跡

古墳跡(方墳)、出土品は何もなかった。

中央のクロス溝は、「何か出ないか?」と、もう少し深堀りしたそうです。(何も出なかった!)

今回の古墳造りのイメージです。

出土した、埴輪の一部だそうです。

お馴染みの石器(サヌカイト製)です。

ここからは、ちょっと寄り道ですが。

今回の現場の近くの農機具小屋で見かけた、いたずら書きです。

ズームUPします。

「観音様」です。お見事だと思います。

近くで、もう一つ見つけました、

多分、同じ作者だと思います。

昨年の宮町遺跡発掘模様(南側)はこちらに!

今回の宮町遺跡現地公開はこちらから!

今年も、百景メンバー&事務局の皆様、よろしくお願いします。 辰じいでした。

北側 幅約8m、長さ約70m(国道170号(外環状線)~近鉄長野線)

耕土層の下層土で表面から約1mくらいで比較的浅い、地層面がはっきりと見分けられた。

多数の柱穴が見受けられた。

 

本日は、寒い(気温最低2.6℃・最高10.0℃)中、沢山の方々がスタッフの説明を聞いておられました。

なお、前日(5日)16時15分 金剛山、葛城山の積雪撮影

 

 

2017.01.07 kusu

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (kusu)
2018-01-07 21:52:16
リレーして追加いたしました。今後ともよろしくお願いいたします
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ご報告ありがとうございます。 (アブラコウモリH)
2018-01-08 06:57:22
わたしは残念ながら出勤でいけませんでした。
となりの粟ケ池は考古資料によると、少なくとも奈良時代(伝承では古墳時代)には成立していたと思われる人工のため池ですが、遺跡の所は上の河岸段丘面になっているので、その下の河岸段丘面である粟ケ池の底にも遺跡がありそうですね。
返信する

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