野中寺から津堂城山古墳、そして雄略天皇陵古墳を訪れます。
「中ノ太子」とも称される「野中寺」です。
ちなみに、「上ノ太子」は叡福寺、「下ノ太子」は大聖将軍寺。いづれも聖徳太子ゆかりのお寺です。
「大界外相(たいかいげそう)」 不浄な人間界と聖域を分ける結界 だそうです。
五辛とは、葫(にんにく)・韮(にら)・らっきょう・葱(ねぎ)・野蒜(のびる)
仏教では、これらの野菜を摂ることをさけました。
なんとも、ユーモラスな仁王様です。可愛いです。
河内名所図会に見える「野中寺」です。
太子堂
地蔵堂
弥勒菩薩像 (銅像弥勒菩薩半跏思惟像)
大正7年(1918)に寺内の蔵から発見された。毎月18日に開帳されます。像高18.5cm
基壇の心礎
7世紀終わりから8世紀初め頃の石棺
次に、石人像を探しましたが見当たりません。こんな看板が・・・・・
このような、石人像がおられる筈でしたが、遅かった!!
昨年末に移転されたそうです。京都「高麗美術館」には、お仲間が大勢おられるようです。
次は、皆さんお馴染みの「お染・久松」のお墓です。
お染・久松の文字が見えます。
野中寺の西隣には「野々上八幡神社」が。
もともとは、お寺と一体となっていました。
次に、津堂城山古墳に向かいます。
津堂城山古墳(前方後円墳)の前方部を望む。
頂上部にも登れます。
前方部頂上から見た、二上山
史跡城山古墳ガイダンス棟「まほらしろやま」にある、石棺。
石棺の実物大レプリカ 実物と同じ兵庫県高砂市産の竜山石(たつやまいし)でできています。
長さ:348cm 幅:168cm 高さ:188cm 重さ:計約16トン
「津堂城山古墳後円部竪穴式石棺の天井石(竜山石)」
「まほらしろやま」屋根の上には水鳥がいます。
津堂城山古墳の内濠内に造られた、方形島状施設から出土した水鳥の埴輪
「国重要文化財」に指定されています。
「雄略天皇陵古墳」です。
御陵名は、「丹比高鷲原陵(たじひのたかわしのはらのみささぎ)」
最寄りの駅は、もちろん「高鷲駅」です。
雄略天皇は5世紀後半の大王で、当時の中国王朝へ称号を求めるために使いを
送った倭の五王の一人、「武」として知られている。
ありがとうございました。
2018/2/14撮影 辰じいでした。
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ここは初夏には菖蒲がきれいですね。