富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

野中寺と津堂城山古墳を訪ねて

2018年02月21日 | 南河内の遺跡・史跡

野中寺から津堂城山古墳、そして雄略天皇陵古墳を訪れます。

「中ノ太子」とも称される「野中寺」です。

ちなみに、「上ノ太子」は叡福寺、「下ノ太子」は大聖将軍寺。いづれも聖徳太子ゆかりのお寺です。

「大界外相(たいかいげそう)」 不浄な人間界と聖域を分ける結界 だそうです。

五辛とは、葫(にんにく)・韮(にら)・らっきょう・葱(ねぎ)・野蒜(のびる)

仏教では、これらの野菜を摂ることをさけました。

なんとも、ユーモラスな仁王様です。可愛いです。

河内名所図会に見える「野中寺」です。

太子堂

地蔵堂

弥勒菩薩像 (銅像弥勒菩薩半跏思惟像)

大正7年(1918)に寺内の蔵から発見された。毎月18日に開帳されます。像高18.5cm

基壇の心礎

7世紀終わりから8世紀初め頃の石棺

次に、石人像を探しましたが見当たりません。こんな看板が・・・・・

このような、石人像がおられる筈でしたが、遅かった!!

昨年末に移転されたそうです。京都「高麗美術館」には、お仲間が大勢おられるようです。

次は、皆さんお馴染みの「お染・久松」のお墓です。

お染・久松の文字が見えます。

野中寺の西隣には「野々上八幡神社」が。

もともとは、お寺と一体となっていました。

次に、津堂城山古墳に向かいます。

津堂城山古墳(前方後円墳)の前方部を望む。

頂上部にも登れます。

詳しくは「藤井寺ウェブサイト」へリンクします。

前方部頂上から見た、二上山

史跡城山古墳ガイダンス棟「まほらしろやま」にある、石棺。

石棺の実物大レプリカ  実物と同じ兵庫県高砂市産の竜山石(たつやまいし)でできています。

長さ:348cm  幅:168cm 高さ:188cm  重さ:計約16トン

「津堂城山古墳後円部竪穴式石棺の天井石(竜山石)」

「まほらしろやま」屋根の上には水鳥がいます。

 津堂城山古墳の内濠内に造られた、方形島状施設から出土した水鳥の埴輪

「国重要文化財」に指定されています。

「雄略天皇陵古墳」です。

「天皇陵ホーム-雄略天皇陵」へリンク

御陵名は、「丹比高鷲原陵(たじひのたかわしのはらのみささぎ)」

最寄りの駅は、もちろん「高鷲駅」です。

雄略天皇は5世紀後半の大王で、当時の中国王朝へ称号を求めるために使いを

送った倭の五王の一人、「武」として知られている。

ありがとうございました。

2018/2/14撮影 辰じいでした。

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
石棺レプリカができたんですね。 (油香森H)
2018-02-23 06:24:03
史跡城山古墳ガイダンス棟に石棺の実物大レプリカがお目見えしたんですね。実物と同じ素材の凝灰岩、高砂市産の竜山石を使って作られたものですね。
ここは初夏には菖蒲がきれいですね。
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