2018.11.20.11:20 河内長野市寺元 檜尾山 観心寺 大楠公像
山門のすぐ左手の駐車場にある楠公(楠木正成)像
観心寺でまず思い浮かぶのは、私はこの像です。
正成は観心寺の塔頭 中院で8~15歳まで仏道修行について学んだそうです。
正面の山門
紅葉のシーズンとあって、平日にも関わらず、写真を撮ることができないくらい、多くの人で賑わっていました。
写真スポットの山門、この時期混んでいてなかなか撮れません。
国宝の金堂に至る正面の階段
もみじが色付いてきれいです。見学者の合間を見て、やっと撮った1枚。
国宝 金堂
河内長野市に8件ある国宝の中で、唯一建造物で国宝に指定されています。
「1333年(建武新政)後、後醍醐天皇からの命をうけて金堂を造営する。」 と観心寺でいただいたパンフレットにあります。
建掛塔(たてかけのとう)
楠木正成はさらに三重塔を建立しようとしましたが、1336年(延元元年)湊川で戦死したため完成されずに初層だけが残ったものといわれています。
色付いたもみじの木立の中のお堂
恩賜講堂
静かで落ち着いた佇まいの中で、色付き始めたもみじ
真っ赤に色付いたもみじ
「心に観じる。」「心で観じる。」といっても、俗なわたしは眼で見るものが一番感じます。
木々のむこうは七つある(北斗七星)☆星塚のひとつ
一回りすると厄除けのなるそうです。
真っ赤に彩る小道 食い違いがおしゃれ。
「日本の秋」ですね。
こちらは色付き始めたもみじ
木々により色付く時期が異なるので、変化が楽しめます。
河内長野市の観光協会が推奨している「新河内長野 八景二勝」には、「観心寺 金堂」、「延命寺 紅葉山」、「天野山金剛寺 秋月」と奥河内のお寺が選ばれています。
新 河内長野 八景二勝 | 河内長野市観光協会ブログ
もみじの老木
金堂に向かう階段の右側にあります。幹が空洞になっていて、隙間からむこうが見えます。
延命寺の「夕照のもみじ」は樹齢800年と云われています。この老木もそれぐらい経過しているかもしれません。
ひょっとして楠木正成が活躍していたころから、秋に葉を赤く散らしていたかもしれませんね。
なんと、トイレ行く小道が、もみじのトンネル。
高野山真言宗 遺跡(ゆいせき)本山 観心寺
「空海(弘法大師)は高野山を開くための拠点として観心寺を整備された。当時の真言宗の主なルートは、高野山→観心寺→飛鳥 川原寺→奈良 東大寺→京都 東寺である。
一日十里(40km)歩いて高野山から京都まで4日の行程」(観心寺パンフレットより)
高野山ができるより早く、この地に弘法大師の足跡があったようです。
行くと必ずお詣りするこのお地蔵さん。天正八年(1580)の銘がある、貴重な石仏です。4世紀以上も私達の安寧を願い続けておられます。
まだ織田信長が生きていた時代。2年後に本能寺で亡くなります。
どこにあるか、見つけてください。
関連記事:観心寺の紅葉 2016 2016.11.23.(撮影日:11.18.)
観心寺の紅葉 2013.12.3.(撮影日:11.27.)
撮影:2018年11月20日
2018年11月22日(HN:アブラコウモリH )
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