富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

【長編】阪堺線のブラブラ旅(一日フリー切符)

2023年06月28日 | 館外活動

 6月27日(火)、阪堺線沿線の名所・旧跡を一日フリー切符を使って各所を巡りました。巡った各所を紹介します。梅雨の合間ではありましたが、朝から良い天気に恵まれました。蒸し暑い一日でしたが、多くの名所が見学できて良かったです。なお、今回の館外学習はメンバーのYさんが企画、Aさんが案内してくれました。ありがとうございました。=by matsu

全員記念撮影=妙国寺で

阪堺線「天王寺駅前」の陸橋で待ち合わ=午前10時

陸橋の真横にはアベノハルカスが!真上を見ると後ろにひっくり返りそう

阪堺電車 一日乗車券「てくてく切符」を購入、スクラッチで該当の年月日を削り、下車時に運転手に提示する

阪堺電車「あびこ」行きに乗車=「天王寺駅前」ホームで

いろんな塗装のチンチン電車に出会います。パンダ電車。

チンチン電車の中。今日の参加は10人。

「松虫」で下車、史跡「丸山古墳」跡に。今はマンションが建っている

聖天山古墳=天下茶屋

聖天山への急坂の参道。上町台地の西の端。

天下茶屋聖天山正圓寺 山門

天下茶屋聖天山正圓寺(真言宗) 天下茶屋の聖天さんとして親しまれている。家内安全、商売繁盛、厄除け、安産などの守護神

松虫塚 後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)に仕えた松虫、鈴虫の官女が法然によって発心し、隠棲(いんせい)した所であると伝えられている

「安倍王子神社」熊野の分霊社である九十九王子の一つ。 厄除け開運、災難除け、病気平癒 の神様

安倍清明神社にも立ち寄りました。案内のAさんの解説を聞いています。

安倍清明公はここで生まれました。産湯の井戸。

熊野街道が通ります。

近くを阪堺電車が通ります。

北畠顕家(あきいえ)の墓(北畠公園内) 後醍醐天皇に仕えた南朝の重臣、北朝の戦いに転戦後、石津の戦いで21歳で戦死した=阿倍野区王子町

小町塚、播磨塚(説明は写真にて)、昭和4年、道路建設に伴い現在の場所に移設された=阿倍野区王子町

「北畠」からチンチン電車で「住吉鳥居前」へ移動しました。

住吉大社に寄進された灯籠群。

参道の反対側に南海電鉄本線の住吉大社駅。

住吉大社 第一本宮から第四本宮までお参り。安産祈願、お宮参りなどで参拝が多い。境内では花嫁行列や奴さんなど見られる場合があり、時代絵巻のよう=住吉区住吉

「遣唐使 進発後の地」 住吉津から唐に向かいました。

曲線美を描く反橋

側から見てもきれいです。

境内にたくさんあるでっかい灯籠。江戸後期に職業仲間(講)が寄進したもの。

本殿は4棟あります。国宝。摂津一の宮。伊勢神宮と同じく式年遷宮の慣わしが維持されています。

1800年の歴史を持つ神社です。

初詣の賽銭の後が残る国宝の本殿。

賽銭を銭形平次のように思いっきり投げてはいけません。

心願成就の五大力。五所御前では、「五」・「大」・「力」と書かれた石を拾いお守りにします。

「御神燈」の提灯群

堺トラム1001形。車体長16m。2013年より運行開始の新型車。三車体二台車で2両目、3両目が連結され、2両目の下に台車がなく宙吊りになっています。天王寺駅前~浜寺駅前間を走行しています。

貸し切り電車がやって来ました。なんと超レアな161形です。阪堺電車では最も古い4両の一つです。

なんと戦前の昭和3年(1928)製、95歳。国内最古の現役電車です。唯一の非冷房車。よって夏場は定期運行に使えません。貸切で乗っている人がうちわで扇いでいました。

昆虫食の自販機。山口家住宅に向かう途中になんと昆虫食の自販機が設置されていた。驚いたのはサソリ。昆虫を乾燥したものらしい。=堺区錦之町

山口家住宅 現在の建物は慶長20年(1615)の大坂夏の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた。江戸時代前期の町家のひとつとして重要文化財に指定。訪れた日は定休日(火曜日)だった。

妙國寺近くの道標。堺事件で土佐藩十一烈士が切腹した場所が妙國寺。そのお墓は向かいの宝珠院に葬られました。

「右 そてつ」妙國寺のそてつを案内しています。

「左 ふじ」とあります。富士山を意味しているのでしょうか?

 妙國寺は、かつて織田信長や徳川家康がたびたび訪れ、日蓮宗の本山の中でも異色の歴史を持つ。

庭園には信長や家康が愛し名物となっている大蘇鉄

寺内には枯山水の庭園があり、徳川家康が大阪冬の陣に妙国寺において安らかに滞在できるよう、石組みの富士山や富士川など駿府の国を再現したと伝えられている=堺区材木町

妙国寺境内にて全員集合記念写真、ハイチーズ・パチリ。

向かいの宝珠院。宝珠学園幼稚園の園内にあります。

幼稚園の方の了解をいただいて、見学させていただきました。

土佐十一烈士の墓

幕末の混乱の中で起こった悲しい事件です。

一旦館外活動はここで終わり。南海高野線堺東駅へ帰るグループ、チンチン電車で天王寺方面に帰るグループ、いやいやまだ元気があるので他を見に行くグループの3班に別れて別行動。帰りの天王寺グループを見送りました。

車両は最新型の1101形。2020年3月より運行されています。

今度は堺トラム1001形がやって来ました。

「いやいやまだ元気があるので他を見に行くグループ」3名はまず終点の「浜寺駅前」へ到達。

専用軌道でスピードを出すと、かなり横揺れがします。

達成感と共に、南海本線の「浜寺公園駅」の旧駅舎を見に行きます。

ここからでも見える「浜寺公園駅」旧駅舎。

旧駅舎は、明治40年(1907)に大阪市中央公会堂や東京駅を手がけた辰野金吾と片岡安による辰野片岡事務所の設計で、国の登録有形文化財。新駅舎はその左隣にあります。

ついでに浜寺公園のクロマツを見に行きました。

最後まで残った2人。アブラコウモリを入れて3人です。

「あびこ道駅」でえびす橋方面に乗り換え。これで6回目の乗車。「充分元を取った」と思うのは大阪人の考えらしい。

待つ間いろんな車両がやって来ます。

あびこ道の車庫。

入線してくるのが「えびす町駅」行き。

終点の「えびす町駅」に着きました。

すぐ横が通天閣。

だいぶん人が戻ってきているようです。

新世界界隈。

大阪南を代表するようなハデさ。

串かつや射的のお店が増えているようです。

ビリケンさんも増えています。

帰りは「てんしば」経由で帰ります。

はるかに「ハルカス」

JR天王寺駅までたどりつきました。

やっと阪堺電車の陸橋まで戻ってきました。

「あべのハルカス」が反り返って見えます。南大阪(南河内)の玄関口。

写真撮影:2023年6月27日

2023年6月28日 matsu&アブラコウモリH

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水の生き物観察会2023 | トップ | 〈リバイバル・アーカイブス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

館外活動」カテゴリの最新記事