2018.2.18.10:12 富田林市錦織東二丁目 高橋下流部250m地点
手前の川の中にあるのが立木化石C4、背後は二上山
2017年2月に新たに発見された立木化石C6 側のみが残存
立木化石C4 この直立樹幹も中央が室(空洞)になっています。
2017年10月の台風21号で中洲の草と堆積していた土砂が流され、花崗岩の巨石と大阪層群の粘土層が現われました。
この地点より700m程度下流部にピンク火山灰層があるので、この大阪層群は100万年前の粘土層であることがわかります。
右手前に何かボコボコしたものが!ゾウの足跡化石の可能性もあります。詳しく調べてみないとわかりませんが。
このボコボコ、気になりますね。
長鼻類(ゾウ)の足跡化石は350m下流の深溝井堰下や下流部の金剛大橋下(富田林市新堂)と上流部の錦織南遺跡(錦織東三丁目)でも見つかっていますので、ここに出てくる可能性はあります。
蹄(ひづめ)の跡や蹴返しがあれば、ゾウの足跡と特定できます。
100万年前のアケボノゾウですね。
いちばんボリウムのあるのはポイントAの直立樹幹です。200m上流の高橋の上からもよく見えます。
2013.6.5.に発見されたメタセコイアと思われる針葉樹の直立樹幹。
この化石木は幹回り4.5m、1.5×1.0mのここでは最大の化石木です。
大阪層群の粘土層の中にあります。
冬場は農業用水は使わないので、下流部の深溝井堰のゴム引布製起伏堰(風船ダム)もしぼんでおり、化石木がよく見えるのでチャンスです。
上流部の高橋です。滝谷不動の縁日では車は通行止めになり、道の両側に露店が並び、多くの参拝者で賑わいます。
左手前がポイントA、中央やや左に小さく見えているのがポイントC4です。
2018年2月21日 (HN:アブラコウモリH )
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