毛人谷(えびたに)の五六七(いむな)稲荷前、郷蔵横にある「愛宕山夜燈」。京都の愛宕神社にちなんで造られた民衆信仰の灯籠です。
享保十五年(1730)に毛人谷旧村南半分と富田林旧村北1/3を焼く大火がありました。
『火迺要慎』で村内安全を願う村人の心から建てられたと思われます。
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富田林市域の大字図
旧村の場所はこちらを参照してください。
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幕末頃の富田林市域の領主と石高はこちらをごらんください。
富田林市には民衆信仰の石灯籠が34基あります。そのうち「太神宮灯籠(伊勢灯籠)」が25基(74%)と非常に多く、次に「金毘羅灯籠」が5基(15%)と続きます。そのほか、愛宕山灯籠や大峯山上常夜燈、秋葉大権現灯籠、弘法大師夜燈が各1基あります。
*この記事は「とんだばやし灯籠めぐり」(2018.3.7 「富田林百景+」の仲間たち)より引用したものです。
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