富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

向陵公園の季節の移ろい 春

2019年04月25日 | 自然

 2019.4.6.17:14 堺市堺区向陵東町三丁7 向陵公園

私の勤務先の近くの向陵公園では池に泉が湧き、冬場は多くの水鳥が飛来します。

 

 一部は留鳥として、夏場でも見かけますが、その多くは春先に北へと旅立ちます。

そして、新しい学年が始まるころにそのほとんどがいなくなり、池はさびしくなります。

その頃には暖かくなり、周り公園では休日や夕方にボール遊びをする子供たちで賑わいます。

 

 旅立つ頃になると人にも慣れてきて、最初は遠巻きにエサをついばんでいた水鳥も、陸(おか)に上がりエサをもらうようになってきます。近所の方がパンの耳をあげるとごらんの通り。

 

 公園には季節の草花が植えられていて、とてもきれいです。

 

 ちょうど新学期前の春休みの終盤、桜も満開でおとなは花見、子供たちは野球に熱中していました。

 

昨年の9月の台風21号で大きな被害を受け、多くの大木が根こそぎ倒れ、あるいは途中の幹から折れました。この木は柳の大きな木でした。

 

レゴのようなおとぎの城 

実は時計台(左)とトイレです。

2019.4.24.

 

 2019.4.24.17:24 さらに暖かくなりました。きょうは最高気温が24度まであがり、ビックリするほど暖かでした。晴れ間がなかったのにこの気温はすごいですね。ここ1週間ほどは最高気温が20度を超えています。

 

 つつじもあっという間に咲きました。

 

 

 見ごたえのあるのは、藤の花。

 

藤棚に植えられたものではなく、周りの木やフェンスにしがみつきながら、葉っぱと花を覗かせるのはすごいです! 

 

公園の人が 植えたのか、自生しているのか、はたまた近所の方が植えたのかよくわからない野性味のある藤ですが、長く尾をひいた立派なうすむらさきの花を咲かせます。

 

 なんていうか野良藤みたいな、条件悪くてもがんばっているぞ的なたくましさを感じますね。

 

 よくみると、濃い紫の部分と薄い紫の部分があるのがわかります。花弁がこっちを向いていませんが、藤の甘い香りが漂います。

 

 昨年の台風21号で大被害を被り、この公園も多くの木々が倒れ、太い幹が折れました。その木にしがみつきながら咲く藤の花。

 

藤棚の藤の花もいいけど、こんな元気な藤の花にもたくましさを感じます。 

実はここの公園の池は湧水で、この池の脇の2本の井戸からポンプで水を汲み上げ、水路を作って、世界最大の仁徳陵の濠に水を供給しています。興味のおありの方は関連記事をご覧ください。

鳥 デコメ絵文字関連記事:百舌鳥古墳を巡る Ⅱ 2018.9.14.

写真撮影:2019年4月16日&24日

 2019年4月25日 アブラコウモリH

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈リバイバル・アーカイブス... | トップ | 〈リバイバル・アーカイブス... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (ヴィヴィアン)
2019-04-25 22:01:57
とても美しい花の撮り方に感動しました。
凄いです。
返信する
今度は葛井寺の藤 (油香森)
2019-04-26 04:49:49
ありがとうございます。
今度は葛井寺の藤を見てくださいね。
返信する

コメントを投稿

自然」カテゴリの最新記事