2021.5.9.~5.30.リバイバル・アーカイブス掲載
2014.5.16.7.2.南河内郡河南町一須賀
先日、5月2日に、親鳥が卵を温めていた巣がカラッポ!かえった卵の殻もない!
2014.5.2. 5:56 このように巣に4つの卵があったのに...
2014.5.2.8:00 先日卵を温めていた頃の親鳥
卵は、カラスやイタチに食べられてしまったのか?
2014.5.16.6:39 真ん丸メガネの、おしゃれな黒い首飾り。ただいま警戒中のこちどりさん
この2羽、外観ではなかなか見分けが付きにくいが、1羽の左脚に骨折した跡があるので、見分けることができる。時折、脚が痛いのか、かばう仕草をするのが痛々しい。
お母さんだろうか?動きがもう一羽に比べ柔らかく、体格も少し小さい。
2014.5.16. 6:16 こちらはつがいのもう1羽。左脚がまっすぐ伸びている。体長も少し大きい。動きが硬く、男性っぽいので、お父さん?
2014.5.16. 6:12
近くをうろうろしていると、2羽の親鳥が警戒してピーピー鳴いている。さては近くにヒナ鳥が居るのでは...
2014.5.16. 6:39
遠巻きに見ていると、にらまれた。
2014.5.16.6:34
わたしはどこにいるでしょう。
2014.5.16.6.37
なんだかお父さんの様子が変?溝の下を気にするような仕草。
2014.5.16.7:26
心配そうに見やるお母さん。「どこにいるんだい。」
2014.5.16. 8:34
「いたいた...」 飛び降りるお母さん。
2014.5.16. 7:36 車の中で遠巻きに見ていると...居た居たヒナ鳥が...
どうも溝の崖から転落したようです。しかし、様子がおかしい?1羽しかいない。
ヒナ鳥のエサは大丈夫なのであろうか...この2時間余りに親鳥がヒナ鳥にエサを与えることはなかった。ヒナは溝にある何かをついばむ仕草をしていたが、ヒナのエサになるものはあるのだろうか。
2014.5.16. 7:23
親と子の絆 「お母さんは、ここよ!」
2014.5.16. 7:19
ヒナ鳥は溝をうろうろ。でも、元気そうです。
2014.5.16. 8:03 親鳥に駆け寄るヒナ鳥
2014.5.16. 7:39 走り寄るヒナ鳥 朝晩はまだ肌寒い。
親鳥はつがいで交代してヒナを暖めているようだ。卵を抱くときもそうであったように。
人が近づくと2羽でピーピーとヒナの場所をそらすように動く。
2014.5.16. 8:04 お父さんにももぐりこむ瞬間のヒナ鳥
親鳥が降りると、ヒナがすかさず走りより、親鳥の羽毛の中にもぐりこみ暖を取る。しかし、2~3分すると親鳥はヒナから離れ、近くで警戒態勢にはいります。
2014.5.16. 7:33 今度はお母さんに、だっこ。
2014.5.16. 7:26 ヒナ鳥の脚がみえる。暖をとるヒナ鳥。
夏に向かっているといえども、まだ早朝は寒い。ヒナ鳥の体温低下を防ぐため、ヒナ鳥は親鳥にもぐり込む。
この親子には、今後大きな試練が待ち受けている。
雨の日、朝晩の冷え込み、30度を超える真夏日、またいろんな天敵、エサはあるのだろうか?そして、この後まもなく、ここは、田んぼの水路となる。ヒナ鳥の運命は!!
天はこの親子に大きな試練を与えたものだ。親子とも、この試練を克服することを願ってやまない。
【小千鳥(こちどり)】さんについて
体長は千鳥の仲間としては小さい。ヒヨドリやムクドリよりやや大きい程度。短い歩幅で、急に早足で歩いては、急に止まる。そして、方向を変えまた急に早足で歩く。しっかりした動きで、俗にいう「千鳥足」のような、足どりが危ないような動きではない。警戒心が強く、遠く離れていても、常に回りを警戒している。
2014.5.2. 5:58 「こっちだよ~こっちだってば~~」と、巣から逆のほうに誘導するお父さん。
ピーピーとはっきりした明るい声で鳴く。特に卵やヒナがいるときは、その場をそらすように、「こっちだよ~」とピーピー鳴き続け、相手に近づいて、違う方向に誘導する。小石混じりの砂に4個程度卵を産み、つがいで交互に温める。卵は小石のように保護色になっている。夫婦仲はとても良い。富田林の石川中流域で時々見かける。
22014.5.2. 5:59
黄色い縁どりメガネの真ん丸お目々で、黒い首輪とひたいの黒白の帯がとってもきれい。キャラクターマスコットのようにかわいい。
2014.5.2. 5:57
時折、親は巣に外敵が近づくと翼を広げて身を屈め傷ついた振り(擬傷)をして巣から離れ、外敵の注意を巣から反らす。
石上露子さんが雅号(文人・画家・書家などが、本名以外につける風雅な名)を「夕ちどり」としたのは、すぐ近くの石川でよくその姿を見て、共感することがあったからと思われます。
ツバメ・かっこう・ホトトギス・チドリなど、夏場にヒナを育てる夏鳥のふるさとは、もともとここ日本。つまり、このコチドリさんのふるさとは石川です。冬場、住む条件が悪くなるので、仕方なく南の国へ旅立ちますが、春先にしっかり戻って来ます。
2011.10.8. 6:32 富田林市佐備 下佐備の田んぼ
ここは、コチドリさんの『...忘れがたきふるさと...』なんですね。
関連ブログ:こちどりさんの巣も見てください。
撮影:2014.5月2日、5月16日
2014.5月22日 (HN:アブラコウモリH )
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