楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

豪雨、お見舞い

2013-07-29 20:12:00 | Sisterのねごと
日本では広範囲で豪雨になっています。あちこちで大変な被害が出ています。どうぞこれ以上の被害が出ませんようにと、祈らずにはいられません。

これを読んでくださっている皆さまのお住まいは大丈夫でしょうか。ご家族やお知り合いなどが該当の地域にいらっしゃる方は、きっとご心配なこととお察しいたします。

水は大切。しかし人が制御できない自然の威力でもあります。



写真はルルドからピレネー山脈に踏み入ったところ、ガーヴ河の源流のひとつです。



大勢の中のたったひとつの「一輪」

2013-07-26 08:37:00 | Sisterのねごと


太陽が姿を見せない日はムシムシした暑さです。不忍池の蓮も暑そうです。

蓮の花、一体どの程度開いたのが見頃なのかわからず、池を見渡しながらとうとう帰ってきてしまいました。  

それにしても池一面を埋め尽くす蓮は圧巻でした。この写真に写っているのはほんの一部です。

人間も同じで、大勢いても、一人ずつ大きさ、咲き具合、色合いなどが異なっています。いろんな性格の人がいて、思いもよらない話を始めたり、まったく異なる価値観で生きていたり… 

それでも人類共同体です。時には理解に苦しみ、苦言を呈しながらも、互いに尊重し共存できる道を模索し続ける忍耐と希望する心を、祈り求めたいですね。

みんなそれぞれ、たくさんいる中でたったひとつの「一輪の花」です。でも、考えが違ったりすると、それが受け入れにくくなれます。



創造主につながるいのち

2013-07-25 10:58:00 | Sisterのねごと


ほんの数度気温が上がったり下がったりするだけで、もう、暑すぎたり寒すぎたりと、健康に生きる環境ではなくなるという、とても弱い人間の生命です。

昔の人は強かったとか、今の人は弱すぎるとか、そういう数十年の話ではなく、そもそも人類というのはか弱い生き物です。お互い、やさしく、いたわり合って助け合って、かけがえのないいのちを守り合って生きていきたいですね。



いのちを守る、それは人間、動物、植物、生物…あらゆるものに“つながる”ことで、地球を守る、宇宙を守る、この世界を創られた主(あるじ)に出会うというところにまでつながっていくのでしょう。

ヒマワリも頑張る!

2013-07-22 20:46:00 | Sisterのねごと


フランスの中央あたりにあるヌヴェール。
一帯は農業が盛んな田園地帯です。

このあたりは、ヌヴェール愛徳修道会の初代の姉妹たちが、額の汗を拭いながら長い時間をかけて歩いたこともあったことでしょう。

ある暑い日の午後、ヒマワリが全員こちらを向いて頑張っている姿に打たれて、車を降りてしばし「励まし」のことばをかけました。

日陰などどこにもないところで、日没まで日に当たりっぱなし。さすがのヒマワリも午後は相当厳しい様子で、髪ならぬ花びらがかなり乱れていました。

一つひとつが人の顔のように見えて、何だかとても大勢と出会え気分になったのでした。

小さく弱い花だからこそ

2013-07-04 12:13:00 | Sisterのねごと
小さい花なりにかわいい色で通りゆく人を和ませる…そんな毎日をと願います。

「齢の上手な重ねかたで人は成熟するのです。」

今朝見つけた日野原重明先生のことば。「年を重ねる」というのは、高齢世代の話に限定されるものではありません。十代、二十代、三十代…から「生涯現役」ということばが口をつく年齢まで、それぞれの歳の重ね方たがあり、「わたし」という人間へと成熟していく一瞬々々を、「今」として一人ひとりが生きているのですね。

作曲家でカトリックの典礼聖歌をたくさん書かれた高田三朗先生は、60歳あたりから、お会いする度に「ぼくは歳をとるのが大好きなんだよ」と笑顔でおっしゃっていました。若い時には見えなかったものが、だんだんと観えてくるのでしょうね。

今が何歳であっても、「もう若くない」、「歳をとるとさみしいものだ」、「どうせ歳なんだから」といったうつむきことばから、「まだまだこらから!」というひと言に切り替えていけるといいですね。

よい一日をお過ごしください。