楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

過去を背負って歩みゆくとき

2013-09-28 21:12:00 | Sisterのねごと


人は皆、一人ひとり今まで背負ってきた重い歴史があります。その時間の中で今の「わたし」が形成されてきているとも言えます。その中から諦めやどうしようもない怒りも生まれてきます。

けれども、真っ暗に思えるトンネルの中でも、いつも共にいて、苦しみを一緒に担ってくださる方がいることを、忘れないようにと祈ります。そして今自分が出会っている相手の中にも、同じ方が生き、苦しみを共にし、重荷を担ってくださっていると、信じたいです。

わたしたちが誰かを助けられるとしたら、それは「わたし」という一人の力ではなく、その方の力に信頼すること、祈ることからなのだと信じていたいです。

(Facebookに投稿した記事より)

眠れないわたしたち

2013-09-25 15:18:00 | Sisterのねごと




ハクビシンやケープハイラックスなどこんなにグッスリ眠る動物が間近で見られるのは、動物園という人間が作ったバリアが動物を守っているからです。本当ならもっと身を隠して眠っているはずです。

わたしたち人間は、仕事に疲れたり、将来のことが不安になったり、人間関係が上手くいかなくて、ぐっりねむれなくなってしまうことがあります。自分の思い通りの自分になれていないことへの苛立ちもあるかも知れません。自分の思い通りにさせてくれない社会や学校、会社、家族などへの憤りが渦巻いているのかも知れません。

ある日は喜び、ある日は悲しかったり腹が立ったりするという、いつもながらのわたしたち人間の常、弱さ… 現代に生きる人が抱えるこうした悩み・苦しみが、癒やされる日がいつか訪れますように。

月に願いを…

2013-09-19 22:16:00 | Sisterのねごと


今夜は中秋の名月。ミーアキャットもお月見大好き!? 

今宵、日本中の人が天空の一点をみることで一つになる、考えてみると不思議な夜です。

 
立ち上がって遠くに目をやる姿、危険が迫っていないかを見ているのでしょうけれど、わたしには、遙か久遠(くおん)の真理を希求する「眼」に見えて仕方ありません。自然の中で生きる動物から教えられる眼差しです。

こうして遠くの光を見いだせるこころの眼を持っていたいものです。




ちょっとした国際交流

2013-09-17 20:45:00 | Sisterのねごと


昨日は丸一日台風18号を注目することになりました。被害があちこちでありましたが、皆さまのところは大丈夫だったでしょうか。

今日は9月22日(日)のご案内です。東京近辺だけのことで恐縮ですが、国際交流を教会で体験できる一日のご案内です。初めての方も、どうぞ気軽にお越しください。いろいろな国の食べ物を味わえたり、ダンスが見れたり、触れ合いを体験できます。フリーマーケットもあります。

言葉が通じる世界、ツーカーで話がわかり合える世界は楽しいですが、ことばも肌の色も文化も違う国や地域から来ている人々と交流することで、心の窓がまたグッと開かれます。今からの時代、とても大切なことです。

小さな者として

2013-09-13 23:25:00 | Sisterのねごと


わたしたちの力ではどうしようもない自然の威力。そんな圧倒的な力の前に、なされるがままに風に吹かれ雨に打たれる野の花たち。そんな一つひとつのちっちゃないのちをも祝福してくださる神さま。こんなことを考える“わたし”という小さく罪深い人間のことも、忘れず見守っていてくださる神さま…

「神さま」をあんまり信じてないという方は、「人智を越える大いなる御者」とでも読み直してください。この世界の中心は自分ではなくて、そんな大いなる存在があって動いている…と。

時々お話をする70代の方は、お墓守りでお寺さんとつながっているごく普通の日本人。何か嬉しいことがあると、「あなた(わたしのことです)は神さまのめぐみ、わたしは御仏のご加護で、こんな嬉しいことに! 感謝! 感謝!…」とおっしゃいます。いちいち宗教の違いを意識してもらわなくても…と時々言いたくなりますが、聞きようによっては、その方は、毎回自分の奉ずる仏教とわたしの神さまとに心を向けながら話しているということですね。

神さまはこの方の“御仏”への眼差しを通してともに歩んでくださっているのだなと感じて、嬉しくなります。