楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

ペトロとパウロのこと

2016-06-29 19:45:00 | Sisterのねごと


聖ペトロと聖パウロの祭日である今日、
大きなミッションを生きたパウロはテモテへの手紙で、
「戦いを立派に戦い抜き…信仰を守り抜きました。/.../
主はわたしをすべての悪い業から助け出し…」
と記しています。

どんな大きなことをしたという話ではなく、
結局は日々の「悪い方向を向かないように」
という戦いに集約されるのか…と、
ちょっとした気づきでした。

あらためてパウロに教えていただいて、
感謝の夜です。
教会の礎を堅固なものにした二人の偉大な先人とともに、
皆さま、深い夜をお過ごしください。



人生という踏み石渡り

2016-06-27 21:54:00 | Sisterのねごと


25日に紹介したベニシアさんの映画の中で、
こんなことばもありました。

「振り返ると困難もありましたが、
何事にも理由があったのだと思います。」

「人生とは、どこまでも続く踏み石を
一つひとつ渡って行くようなもの。」

人生は40歳からと語るこのイギリス人女性は、
日本の里山暮らしから国境を越えた「人間」を
観ているように思えます。

日常の慣れに紛れ込んでしまわずに、
一つひとつの「踏み石」を愛おしく眺めながら
渡って行きたいものですね。



庭から人生を

2016-06-25 20:18:00 | Sisterのねごと


午後、テレビで2013年制作の
『ベニシアの庭の四季』というドキュメンタリー映画をしていました。

「困難は、わたしたちを成長されるための
 神さまからのメッセージかも知れません。」

「人生の道が険しい上り坂になっても、
 心をいつも平坦に保つことを学びました。」

「赦しとは過去を手放すことと悟りました。」



イギリスの貴族の家に生まれ、
若くして日本にやって来て京都に住むようになった
ベニシアさんは、二度目の結婚で、
ご主人と息子さんとで大原の古民家で庭に向かう毎日から、
人生を観ているようです。

最後のことばが印象に残りました。

「わたしたちは歳をとりますが、
 庭にいるときの心はいつも変わりません。
 真の贈り物は“心の庭”にあるのです。
 それぞれの心の深いところに、一瞬一瞬の中に…」

ゆったりとした時間の流れに、
日々の予定の結び目がほどけていく心地がしました。
神さまの時間なのでしょうか…

※映画予告編はこちらからYouTube