今年の連休はまさかの麻疹(はしか)大流行で、
ワクチンを二度接種していない人は特に気をつけてと、
厚労省が誕生年で危険そうな世代に注意を喚起しています。
年代として学校で予防接種を
必要回数受けたか否かはわかっても、
個々人として、果たして本当に受けたかどうか、
あるいは自然感染で免疫を持っているかは、
昔の記録や親の記憶に頼るしかないのかもです。
接種当日に何らかの理由で欠席していたとか、
体調が悪くて受けないままになってしまっているとか。
記録も記憶も残ってないという人も多いのでは。
予防接種をはじめ過去のいろいろな記録も記憶も
残っていなくても、ただ一つ、今確かなのは、
わたしたちは皆、キリストというぶどうの木に
「つながっている」ということですね。
今日の福音、人の頼りない記憶に左右されない
確かなこととして、感謝のうちに聴きました。
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
人がわたしにつながっており、
わたしもその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ。」(ヨハネ福音書15章)