今日は聖金曜日、受難の典礼が進んでいきます。
ウクライナも、内線が1年になるミャンマーも、
パレスチナやウィグル地区のことなども含めて、
世界のあちこちで起きている悲しい出来事・武装衝突は、
長い歴史を現代にまで引きずってきています。
話し合いで解決できていたなら、
今頃もっと違った展開になっていたのではと思います。
では兵器の使用や武器供与も致し方ないのか、といえば、
「そうですね」とは答えられないものがあります。
簡単に解決の糸口が見つかりにくいのが、
歴史が大きく絡んでいる衝突なのでしょうね。
長い時間の流れのなかで、あまりにも大勢の血が流され、
大勢が泣き悲しみ、憎しみや恨みの念にとらえられ、
死んだり生き延びたりしてきた
具体的な一つ一つの出来事の記憶は、
いつになったら癒やされるのでしょう…
そんな複雑な思いを、
十字架につけられた主イエスの今宵の記念に重ねて祈りつつ…