楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

他者を裁く尺度で裁かれる

2014-01-30 09:17:00 | Sisterのねごと


他者を計るのと同じ尺度で自分も裁かれる… 

福音書の中に書かれていても、実生活の中ではついついやっています、日常的に。

1998年に没するその前日までスタジオで収録を行っていたという、“サヨナラおじさん”こと淀川長治という映画評論家をご存じですか。独特の口調での熱い解説が人気でした。わたしは大学祭の講演でナマで聴いたことがありますが、彼が「怖いですねぇ~」と言うと、ほんとに怖く感じるのでした。



冒頭の聖書のメッセージ、「怖いですねぇ~!」 何が恐しいかというと、他者の欠点はバッチリ見えて、自分の裁きの視線がまったく見えてないというところです。ホラー映画よりよっぽど怖いです。

人は間違いうるし、裁き損ねる。自分の眼に過信しないことが大切です。罪を犯さないというのは人間にとって無理なことですが、自分がまだまだ足りない弱い存在であるということが、見えている人でありたいと願います。




地震車の体験をしよう!

2014-01-25 21:32:00 | Sisterのねごと
防災フェアに参加。仙台市の自治体の方が自分たちの体験を話してくださいました。その他、煙中ハウスの体験、綱の結び方の実演、AEDの使い方、アマチュア無線の使い方、備えあれば憂いなしの防災グッズ、人力による緊急移動手段としての車いすやリヤカーの実物、循環備蓄の考え方、実際に揃えておきたいものの見本など、普段気にはなっていてもこういう機会がないとなかなか…という半日でした。

その中でも特に“凄まじ”かったのが「地震車」の体験。トラックの荷台の部分に地震の揺れを体感できる設備が搭載されている車両のことで、ニュースにも時々出てきます。

初めて中に入りましたが、神戸や東日本で記録した震度に達すると、とても立ち上がるなんてできませんね。内部は床に固定されたテーブルと、可動の椅子があるだけですが、効果音はバッチリで、食器棚が転倒してお皿が割れる音まで。記憶によればかなりたくさん割れていました。

わたしはというと、情けないことに、椅子にかけたまま壁に取り付けられたバーにしがみついていました。震度計が7を超えたように見えましたが…もう、縦横上下斜めからのすごい揺れで、地中の巨大ナマズに振り回されている感じで、揺れが早くおさまってくれるのをただ待つのみ(汗)

 
あらためて被災地の方々に思いを馳せました。自然の猛威の前には、人はちっぽけで無力な存在です。まだ乗ったことがない方は、是非お勧めします。一度は身をもって体験した方が… 実際の揺れを体験された方には、あらためてお見舞いを申し上げます。あの揺れは体験しなければわからないと、しみじみ感じました。

それにしても、自分の甘さや罪が身に染みる内的な大地震も、こんなふうにはっきり体験できて回心させていただければ嬉しいでしょうね( ^^)



お湯に浸かりたい寒い夜に…

2014-01-21 20:22:00 | Sisterのねごと


寒い日がこうも続くと、暖かいものが恋しくなります。温泉好きな方もたくさんいらっしゃるでしょう。

温泉…お猿やカピバラが入れるぐらいなら嬉しいですが、“地獄”となると話は別です。

その昔、キリストとの絆を断ち切られたくないという一心で、無数の善良な人々が煮えたぎるお湯の中に投げ捨てられていきました。

また、津和野の峠でのように、三尺牢に押し込められて極寒の季節も屋外にさらされ続けた人も。もちろん大勢の人が事切れたのでしょう。



現代の日本では殉教のかたちこそ異なりますが、キリスト故に、人との交わりを大切にした暖かい世界を創り上げるために、立ち向かわなければならないこと、流されてはならないことも、たくさんあるはずですね。

寒い夜、ふとこんなことを考えました。

三尺牢の写真は長崎・西坂の26聖人記念館で撮りました。その後ろには聖パウロ三木が堂々と十字架に張りつけられていて、生きる土台を問われている感がありました。




闇の中でも見えたら

2014-01-17 09:24:00 | Sisterのねごと


見た目や思い込みというのはコワイものです。例えばコウモリと聞くだけで闇の中にうごめく気持ち悪い存在というイメージが刷り込まれていて、とっさに「イヤだ」と感じてしまいませんか。

コウモリが吸血鬼のイメージで登場するのは西洋の文化で、東洋にはもともと、コウモリに対する悪魔的なイメージありません。中国でしたか、むしろ福をもたらすともされているとか。

実際のコウモリは特に悪いことはせず、羽根を持ったほ乳類としてなかなか愛嬌のある顔をしています。

高校生の時、親戚の家の居間にコウモリが迷い込み、体験のないわたしたちティーンズは大騒ぎしました。その時聞いたのは、「闇の中ではちゃんと見えてる子なので、暗くさえしてあげれば勝手に逃げていくから」。電気を消すと、すぐに出ていきました。

闇の中でも見えるなんて、今から思えば何ともホーリーな子です。悪に呑み込まれなくてすみますものね。ちなみにそれは、超音波を発信して障害物をとっさに回避できるからだそうです。聖霊の超音波発信器、ほしいですね。

この話をFacebookでしたら、日本には「黄金バット」という正義の身方がいると思い出させてくださった方があります。超音波で正しいものを観ているのかしら(笑)




ごめんなさいって言えるかな!?

2014-01-15 19:51:00 | ホームページ関係
ワンちゃんが叱られている場面ばかり、よくこんなにたくさん集めたものだというぐらい… 7分の動画ですが、どこからでも観れますから、気楽にご覧ください。

「誰がこんなひどいことをしたの!?」「こんなことをしたのはお前だろ!」 飼い主さんから散らかった現場や噛み潰された靴を突きつけられ、苦しい立場のワンちゃんたち。上目遣いに頭を下げたり、仰向けに降参状態になったり、しきりと尻尾を振ってご機嫌を取ったり、中には牙をむいて反抗する子も。

「わたしが悲しむこんなことをしたのはあなたでしょう?」と神さまに言われることをわたしもいっぱいしていますが、さて、どんな態度でお叱りを受けてるでしょう…なんて考えさせられてしまいまた。