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今日の福音箇所の冒頭、
凄惨な最期を遂げたはずのイエスが現れて、
伝言をする場面があります。今ならさしずめ、
「ガリラヤに行って待っておれ!」と、
弟子たちの携帯端末あてに一斉送信で指示するところなのでしょうか!?
死んだはずの人にどこそこに行って待っていてねと人づてに聞いて、
それを信じて行動できるのは、失った人をとても大切に慕い、
その想いやことばに信頼していたいと願っているからでしょう。
わたしたちの手元には毎日あふれるばかりの情報が届きますが、
その中から「行きなさい」「待っていてください」と
わたしたちを突き動かしている聖霊の声を選んで応えていくには、
信頼と勇気をもっともっと願わないとです。
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☆マタイ福音書28章8節~☆
婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、
弟子たちに知らせるために走って行った。
すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、
婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。
イエスは言われた。「恐れることはない。行って、
わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。
そこでわたしに会うことになる。」