今日の福音朗読箇所から…信じること

イエスは父親に、
「このようになったのは、いつごろからか」と
お尋ねになった。

父親は言った。
「幼い時からです。霊は息子を殺そうとして、
もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。

おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」

イエスは言われた。
「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」

その子の父親はすぐに叫んだ。
「信じます。信仰のないわたしをお助けください。」

（マルコ9章）

聖ベルナデッタの記念日

明日は
ルルドの聖母出現を体験した聖ベルナデッタの記念日です。

病を癒やすという奇跡の泉が湧き出た山間の洞窟の前では、
今も世界中から大勢の人が
心と体の癒やしを求めて集まっています。

当の本人であるベルナデッタは、
短い生涯を、泉の水の効力とは別の霊的道のりを、
理解されないことの多い中、
最後まで神への信頼のうちに歩みきったのでした。

真の信仰、まことの信頼でしょうか。

免疫力

いよいよ市内感染が取り沙汰される事態になってきた
新型コロナウィルスですが、
マスク着用やうがい・手洗いの励行などにも増して、
免疫力を高めることが大事とか。

体も心も免疫力を高めて、
悪いものの侵入を食い止めたり、
それでも入ってきたら敢然と戦える力を願います。

感染から身を守る身体的な意味ではもちろん、
霊的生活での免疫力強化も大事です。

それにしても、持病を持つ方やお歳の方は特にという、
症状の重症化がこれ以上起こりませんように。
クルーズ船の方々も…

人を憎みそうな時…

ある時、こんな話を聞きました。
憎悪の念を受けてどのように立ち向かえばよいでしょうか、
お示しください、こう祈っていると、
「相手にしないことだ」と神さまに答えていただいた、と。

もちろんその人を無視するいう意味ではなく、
同じ土俵で相撲を取らないこと、
その人の中に棲まう悪の力を直視しないということなのでしょう。

目を合わせたら最後、
同じ誘惑が襲いかかってくるような気がする時、
自分の中にマイナスな誘惑が湧く時は、
相手の人を観て悪魔を見ないことが大切では。

と同時に、振り回されないことが大事です。

危険を感じたらまずは祈ること、
そして神さまにお任せする謙虚さを
身につけられればと願います。

世界病者の日

ルルドの聖母の祝日である今日は、
奇跡の水によって心身の病が癒やされるルルドの出来事から、
今では世界病者の日でもあります。

世界中の、特に周りにいらっしゃる病気に苦しむ方たちのため、
お祈りしましょう。

昨年11月に訪日したフランシスコ教皇の、
この日に向けたメッセージです。

世界病者の日教皇メッセージ2020年2月11日