今日のみことばから

「父がわたしを愛されたように、
わたしもあなたがたを愛してきた。
わたしの愛にとどまりなさい。

わたしが父の掟を守り、
その愛にとどまっているように、
あなたがたも、わたしの掟を守るなら、
わたしの愛にとどまっていることになる。

これらのことを話したのは、
わたしの喜びがあなたがたの内にあり、
あなたがたの喜びが満たされるためである。」

今日の福音より（ヨハネ福音書15章）

もう一つの階段

先日召天されたラルシュ共同体の創始者ジャン・ヴァニエ氏が、
数多い著作のどこかでこんなことを書いています。

社会的に上にあがっていく、階段を登っていくことになれば、
もう一つの階段、へりくだっていく階段を同時に降りていこう、と。

最期まで謙遜な人柄が多くの人に感銘を与えたのは、
きっとこのような生き方が根底にあったからなのでしょう…

復活の主とともに

意図しない失敗や、わかっていてもやってしまう
考え方の傾向というのは、
誰にでもあるのでしょうが、
繰り返しながらもそこから学んでいくことで、
人それぞれ、少しずつ成長していけるものです。

体験を通して学習していく人を、
天の御父は微笑ましく、忍耐をもって
見守っていてくださるのでしょう。

「またやっちゃった」とがっかりしても、
前を向いて進んでいく、
それが復活の主と共に生きる道…

新しい時代の祈り

今日から元号が変わり、ニュースでは、
新しい時代は災害がなく平和であってほしい
という希望が多く聞かれたと伝えていました。

自然災害は、いくら人災の部分を減らしていくとしても
全てなくすというのは難しいでしょうが、
もう一つ、平和のほうは、
日本に生きるわたしたち全員の願いと力をあわせれば、
世界に強く発信していけることです。

今宵、この国の平和、そして
全世界の平和の実現のために、
新たな心で祈ります。