楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

回心への道のり

2015-02-28 12:10:00 | Sisterのねごと


十字架上で息絶えるイエスの体から流れ出る血と水を聖杯で受ける天使たち。主の受難に向かう季節にこのステンドグラスを思い出しました。

これはわたしたちの修道会の発祥の地であるサン・ソージュ(フランス)の教会のものです。

若きベネディクト会士であった創立者は、この教会に赴任して美しい典礼やきれいな飾り付けなどに熱中している中、近隣教会の同僚である司祭からの一言で、劇的な回心へと導かれていったのでした。「スビアコでの聖ベネディクトは、こんなふうには生きていなかったねぇ…」



何気ない一言が自分の心を開けもするし、閉ざしもする、神さまからいただく人間関係の妙ですね。

いつも聴く耳を持ち、聴いたことはその後の生き方に何らかのかたちで反映させていきたいものです。回心、ですね。



「いつかします」!?

2015-02-26 19:53:00 | Sisterのねごと


「明日からします」とか「その内やります」というのは
「しません」と言っているのと同じだ。
「いつか」というのは「今日」「この瞬間」から始まっている。
しますと言っていることを今始めなければ、
それは今後ずっとしないと宣言しているのに等しい。

こんなことばを投げかけてくれた先輩のシスターが亡くなって、
もう2年が経ちます…

平和のこと…

2015-02-24 21:05:00 | Sisterのねごと



すべての愛の働きは平和の働きです。
わたしたちは平和をもたらすために爆弾や銃を必要としません。
ただ、愛とあわれみの心が必要なのです。
けれど、もう一つ必要なものがあります。
それは深い深い神とのつながり、祈りです。
平和を人々に与えるためには次のことを学び、
   理解しなくてはなりません。
それは、わたしたちの心が神で満たされていない限り、
他の人に愛や平和を与えることはできず、
この世界に真の平和はないだろうということです。


マザー・テレサのことば

時間は過ぎてゆき…

2015-02-22 22:23:00 | Sisterのねごと


時間が経つのはあっという間。

年齢とともに時の経つのが早く感じられるという、
おとなにとっての共通の謎がありますが、
子どものころは永遠に続きそうな時間が、
神さまの前では、
実は一瞬のまどろみのようなものなのかも知れないと… 

今日も一日、もう終わりが近づいてきています。
感謝のうちに、そしてちょっと反省することもありで、
また明日という一日がいただけるであろうと思い、
今宵を終わります。

明日という日がどうかわからない
臨終の間際にある方々のために、お祈りいたします。