楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

イースター

2018-03-31 15:32:00 | Sisterのねごと


一足早くですが、
主のご復活、おめでとうございます!

    ◆

わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、
キリストと共に生きることにもなると信じます。

そして、死者の中から復活させられたキリストは
もはや死ぬことがない、と知っています。

死は、もはやキリストを支配しません。

キリストが死なれたのは、
ただ一度罪に対して死なれたのであり、
生きておられるのは、
神に対して生きておられるのです。

このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、
キリスト・イエスに結ばれて、
神に対して生きているのだと考えなさい。

(復活徹夜ミサでの使徒書の朗読『ローマの教会への手紙2章』より)

聖金曜日

2018-03-30 13:06:00 | Sisterのねごと


聖金曜日・主の受難

     ◆

イエスは、すべてのことが今や
成し遂げられたのを知り、言われた。

「渇く。」

こうして、聖書の言葉が実現した。

そこには、酸いぶどう酒を満たした器が置いてあった。

人々は、このぶどう酒をいっぱい含ませた海綿を
ヒソプに付け、イエスの口もとに差し出した。

イエスは、このぶどう酒を受けると、言われた。

「成し遂げられた。」

そして、頭を垂れて息を引き取られた。

        (今日の福音朗読箇所より)

互いに足を…

2018-03-29 11:33:00 | Sisterのねごと


イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、
上着を着て、再び席に着いて言われた。

「わたしがあなたがたにしたことが分かるか。/...../
主であり、師であるわたしが
あなたがたの足を洗ったのだから、
あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。
わたしがあなたがたにしたとおりに、
あなたがたもするようにと、模範を示したのである。

今日の主の晩餐の夕べのミサで読まれる福音の箇所です。

一方的に洗ってもらっているだけでも、
とても気に入っている人以外洗わないというのでもない、
主に倣って他者の足下に膝を付く姿、
今宵あらためて黙想させていただきたいです。

受難の主日

2018-03-25 18:13:00 | Sisterのねごと


今日は受難の主日、枝の主日とも呼ばれる日です。

今日の福音朗読のことばが気になりました。

「祭司長たちがイエスを引き渡したのは、
妬みのためだと(ビラトは)わかっていたからである。
(マルコ福音書15章10節)」

妬み、ひがみ、劣等感、過度なプライド。
人が人生という道で足を取られやすい石です。
そんなつもりではないと思っているその奥で
ささやく悪の声に負けないようにしたいものです。




日本の信徒発見の日

2018-03-17 20:01:00 | Sisterのねごと


1865年の今日、この日は日本のキリスト教史にとって
新たな出発点の記念日です。

日本の信徒発見の聖母の祝日。

鎖国が解かれ外国からやって来た西洋人のために
長崎に建立された大浦天主堂は、まだ
「ご禁制」の宗教であったキリスト教のお寺でしたが、
地元の人の好奇心は見物に行くぐらい大きかったようです。

この日も浦上から十数名がやって来ました。
プチジャン神父が中へ案内すると後ろをついてきて、
その中の一人の女性が「わたしたちの心は皆あなたと同じ」と
語った後、「サンタ・マリアさまのご像はどこに」と
尋ねてきました。

幕府による鎖国と厳しい禁教令で
信徒は全滅と考えられていた日本で、
神父は耳を疑うほどに喜びにあふれました。

もちろん事はそう簡単には進まず、
この後「浦上四番崩れ」と呼ばれる激しい迫害が
待ち受けることになったのですが、
先祖代々伝えられてきた教えと希望を
守り抜いた日本の信徒は、
その強靱な信仰の力で受難の中をも
十字架の主とともに歩みきりました。

この歴史の大きな1ページを思い出すと、
今の自分の生ぬるい生き方、
いい加減な考え方が、恥ずかしくなります。

主の受難の季節を過ごす今、
あらためて聖霊による照らしと浄化を願いつつ。