楽の音にあわせて

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大切にしていたいもの…

2017-11-30 15:30:00 | Sisterのねごと


「ついて来なさい」と招かれると、大切な“商売道具”どころか
家や家族もほったらかして“即”ついていったと、
今日の福音(マタイ福音書)に書かれています。

人生の中でこんな決定的な招きはそんなに
たくさんないでしょうが、毎日の生活の中で
「こうした方が善いのでは」と感じる時、
なかなか具体的な行動に出れない場合があります。

普段の姿勢が重大な局面での選びに反映されてきます。
一番大切にしていたいのは何か、
現実に一番執着しているものは何か… 

この狭間で、肝心な時に前者を
選び取っていけるだけの信頼と勇気を願いたいです。


【マタイ4章18-22節】
イエスは、ガリラヤ湖のほとりを
歩いておられたとき、二人の兄弟、
ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、
湖で網を打っているのを御覧になった。
彼らは漁師だった。イエスは、
「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」
と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。
そこから進んで、別の二人の兄弟、
ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、
父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れを
しているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。
この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。




リサイタルで思ったこと

2017-11-28 12:00:00 | Sisterのねごと


ヴァイオリンという楽器は、
鍵盤やフルートのように「これ」を押さえたら
この音が出るというわけではないので、
慣れ(練習の成果)で指をあてる位置を
知るのでしょうね。

同じ弦楽器でもギターには
フレットとという「仕切り」が付いていて、
「ここ」という指の位置がわかります。

それがないと、ほんのちょっと指の位置がずれたり
指をあてる角度が違ったりすると、
微妙に音が違ってきます。

指のタッチの感覚も、弓をあてるのも、
そこに思いを込めて弦に触れるところから、
響いてくる音が違います。

わたしたちの人間関係、ひいては
神さまとの関わりに似ているように思えます。

普通に話したり振る舞ったりすれば
必ず関係がうまくいくとは限りません。

一期一会の出会いはまるで演奏会。
その時だけのステージを十分楽しみ成功させるために、
心の指の位置やタッチ感には
自分なりの深い配慮が大切でしょうね。




地雷除去のこと

2017-11-22 21:35:00 | Sisterのねごと


これまで人が体を張って対応していた地雷除去で、
火薬の臭いに反応するネズミの一種が
人とは比較にならないスピードで
地雷を発見できると、テレビで聞きました。

しかも動物のいのちを犠牲にするというのではなく、
単に体重が非常に軽いので
地雷が反応しないということで安全なのだとか。

科学発展とはまた別の生き物同士の助け合いです

故意に製造して埋設したいのちを傷つける目的のものを、
誰をも傷つけそうにない小さな動物が
それとも知らず見つけてくれ、
人間に知らせてくれる…

何ともありがたい話。

これからはもうこんなものを埋めるのに
時間を費やさないで、
もっと明るい未来に向かって進んでいってくださいね、
とネズミさんが声かけしてくれているような。




生き物のいのち

2017-11-20 17:07:00 | Sisterのねごと


ペットをいじめたり、野生動物の命を無駄に奪ったり…
万物の霊長は時々そのパワーゆえに横暴になるようです。

他の生き物のいのちを頂戴することで、
人間も他の動物も生命を維持できているのですが、
感謝して戴くというのが本来の礼儀でしょう。

野生の肉食動物は必要以上の狩りはしないと聞きます。
戦争や犯罪などで人のいのちが軽んじられる中、
人類として、個人として、
普段から小さないのち一つをどう見ているのか、
省みたくなります。



祈り

2017-11-16 22:13:00 | Sisterのねごと


ある方が、病気の厳しい状態からようやく脱して、
日常生活を取り戻しつつあります。

聴覚に出た副作用のため、
外出するのがおっくうになり、
旅行なども楽しみにしていたのにあきらめつつあると… 

今まで普通に受け取れていたたくさんの情報が、
ひとつの器官や臓器がうまく機能しなくなると
難しくなってしまうのですね。

そうした小さな情報にかけることが、
不安に繋がっていって… 

重い病と闘っている人、また、
何とか症状は落ち着いても
副作用で苦しみ続けている人のために、祈ります。

特に病後の困難に耐えている人には、
そのために内に閉じこもってしまうのではなく、
できることから一歩ずつ、
QOLを上げていけますように、
主よ、共に寄り添っていてください…