楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

よい返事とほんとのところ

2014-07-31 08:27:00 | Sisterのねごと


今日はロヨラの聖イグナチオの記念日。イエズス会の神父さま方&ブラザーズにとっては大きなお祝いです。おめでとうございます。

今日のみことばであるマタイ福音書13章47から53節ですが、51節を読んで思わず吹き出してしまいました。

人々に向かっていろいろお話しになった後、イエスはこう結ばれます。「あなたがたは、これらのことがみな分かったか。」そして聴いている側は、「分かりました」と答えます。

学校の先生はもちろんのこと、部下に指示を出す上司を始め、仕事中や、親しい間柄でも大切な約束をするとき、この確認のことばをわたしたちはよく口にしますね。

「いい? わかりましたか~?」 
「は~い!」

そしていい返事をした弟子たちは、その返事が上の空だったのでしょうか… 結果は聖書を知っている人ならよくわかっています。



あの時代の弟子たちだけのことではなくて、今日これを書いているわたしも、例外ではありません。(汗) 人間の返事というのは所詮こういう程度なのでしょうか??? 「はい」と答えた後もうちょっと真剣みを保っていられるように、祈り求めるこの一日です!

体力的に無理のない毎日を!

2014-07-29 20:05:00 | Sisterのねごと


数日前、炎天下の午後、道を歩いていると、
歩道に人が倒れているのが目に入りました。

幸い救急車が来て、必要な処置を受けているようで、
安心しましたが、
救急隊員の声かけにほとんど反応がない様子の高齢の方、
病院に搬送されて、その後ご無事であることを祈っています。

友だちの看護師さん曰く、
梅雨明け以来、年齢に関係なく
運び込まれてくる人の数が増えているとか。

皆さまも、どうぞ気をつけてこの季節をお過ごしください。




パレスチナのために、祈りましょう

2014-07-27 19:20:00 | ホームページ関係


ガザへの攻撃が再開されました。停戦もほんの束の間、また幼いいのち、民間の人々のいのちが奪われています。

残虐な行為に及ぶ人を野獣化すると表現したりしますが、野生動物は、空腹の時か自分に危害が加えられるかもしれないという危険を感じない限り、無闇に狩りをしたり人を襲ったりしないそうです。人間は獣以下なのかと疑いたくなります。



もちろんこれは他人事ではなく、わたしたち一人ひとり、同じ残酷さを心の闇の部分に抱えているのでしょう。そんな人類の回心を願い、そして特にパレスチナの平和を強く願い、諦めずにともに祈りましょう!

福音の道に生きるということは

2014-07-25 09:46:00 | Sisterのねごと


聖ヤコブ使徒の祝日。ヨハネの兄弟で、この使徒に捧げられたスペインのコンポステラにある教会は古くからの巡礼地として有名です。

今日の福音(マタイ20章20-28節)にはママまで登場し、かわいい息子2人を取り立ててやってくれとイエスに頼みます。そこでイエスがお言葉を…

「あなたがたも知っているように、異邦人の間では支配者たちが民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。 あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられるためではなく仕えるために…」と続いていくのです。



何だかとても人間的なやりとりだと思いませんか。偉くなって特別扱いを受けたいと望むのは世の人の常。子どもや身内が社会で高く評価されたいと願うのは、親兄弟の気持ちとしてよくあること。イエスに従うと決めたなら、人のことをとやかく言う前に、まずは自分の中にあるこの傾向と戦わなければですね。

これはほんの一例。わかっていてもなかなか難しい福音の道です。ダメダメでも「来なさい」と招かれるキリストに信頼して、よい1日を過ごしたいですね。