人は誰も、生前はお元気に多方面で活躍していても、
「その時」がいつ来るのか、自分のことでさえ誰ひとり知りません。
誰もがいつかは必ず迎える「その時」、
それが今日である方のために、
今宵最期の一息を吐いて旅立たれる方のために、
お祈りいたします…
そのご家族のためにも…
枯れ葉がカサカサ音を立てて風にあおられるなかを、
公園のベンチなどで、
しばらく沈黙のときを過ごすのもよいでしょうね。
祈りのうちに…
今月はカトリック教会では死者の月。
亡くなった近しい方たちのため、戦争や事件、事故の犠牲となった
すべての方のために、心からお祈りいたします。
今生きているわたしたちが、
見えない世界に旅立った方たちのことを時々思い起こし、
そこから少しずつでも学んでいくことが出来ますように。