昨日与ったミサで、教皇大使がお説教の中で
ニューマン枢機卿のことばを引用されていました。
これはすべての人に与えられている使命ですね。
人と人との関わりを引き裂くのではなくて、
つなぎ合わせ、ほころびがあれば修復する、
そんな使命をこそ、
わたしたちは神さまからいただいているのでしょう。
「神さまはわたしに、あるはっきりとした奉仕を
させるためにわたしを創造されたのです。
他の人が代わって果たすことのできないような使命を、
わたしだけにお与えになったからです。
それは人と人との間に絆を結ぶという使命です。
神は何の目的もなしにわたしを創造されたのではありません。
わたしは善を行おう、わたしは神の業を果たそう。
神の掟を守り大切にするなら、わたしは世に平和をもたらして、
自分の置かれた場所で真理を宣べ伝えることができる。
だからわたしは神に信頼する。
どこへ遣わされようとも、決して見捨てられることはない。
病気になったら、その病気を通して神に仕えよう。
困った時は、その困惑を通して神に仕えよう。
神のなさることに無駄なことは何一つなく、
神はすべてをご存じなのだから。」