
アメリカの無人探査機ニューホライズンズが
50億キロを旅した後に冥王星に迫り、
多くの情報を地上に送ってきました。
おかげで人類は、初めて太陽系の
一番外側の星のほんとうの姿を
見ることができるようになりました。
「人はどこから来てどこへ行くのか。
この宇宙にはわれわれ以外に誰もいないのか。
それらが解明される一歩」と、
先日の関連番組でNASAのスタッフが語っていました。

一方、井の中の蛙ではありませんが、
人類は霊長と自称しながら、互いに傷つけ合い、
自分たちが住む星を壊し、他のすべての生物を守るどころか
自分たちの種さえ危うくしています。
「人はどこへ行くのか。」
“わたし”はどこへ行こうとしているのか。
悠久の宙(そら)へと思いを馳せると同時に、
自分の内なる宇宙への旅も大切ですね。