大晦日の夜に 2017-12-31 21:31:00 | Sisterのねごと いよいよ今年最後の夜となりました。 1年の一番最後の日も、 他の日と同じように寒い夜空の下、 さまざまな事情で、さみしさで冷えた心を抱えて 過ごしているすべての方々のために祈ります。 いつも共にいてくださるインマヌエルの主が、 すべての人々、特に悲しみ泣く人の心に 温もりをお与えくださいますように。 そしてわたしたちが、そのための ささやかなメッセンジャーになれますように。 皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
心を広く持てるために 2017-12-30 17:18:00 | Sisterのねごと とある国の観光局が関連業界のサービス向上のために作成した 国別観光客への注意マニュアルというのに、 日本人は「確実なことを強く望み、確かさがないと 不安になる」という意味のことが書かれているそうです。 しばらく前にとある雑誌にも、日本は不確実性を 回避する傾向が国際的に見ても非常に強い国だと 書かれていました。 いつ何が起こるかわからないというのは耐えられない、 というのは、日本人が普段暮らしている社会が とても平安無事だからでしょうね。 現実の日常生活で、わたしたちは無意識のうちに 不寛容な反応を心の中でしていることが 少なくないように思えます。 列車のほんの少しの遅延を赦されない問題にしたり、 細かいことに毎回目くじらを立てているより、 少々の失敗やミスは自分にも起こりうることとして 受け止めて前に進める寛大な心が 大切なのではないかと思います。 あと一日で年が明けますが、 それぞれの“わたし”も日本の社会も、 穏やかに生きれるための 寛容さを取り戻したいですね。
光に誘われますように… 2017-12-26 21:38:00 | Sisterのねごと 『スターウォーズ』の最新作が上映されていますね。 前作では、暗黒面のフォースに囚われてしまったレンが ダースヴェーダーに代わるように登場します。 その前半で、彼は、せっかく(!?)暗黒面に入れたのに 「光の誘惑」に負けそうになっているのですね。 普通誘惑というのは悪のサイドから来るものと考えがちですが、 映画ではレンが真剣に「光の誘惑からわたしを助けてください」と 悪に祈るという場面がチラッと出てきます。 降誕節に入って、暗闇の世界に 救いの光をもたらした幼子イエス…というイメージをもって みことばを聴いていますが、 光の世界から誘惑を受けて それを拒もうともがく人もいるのですね。 自分の人生に失望して、未来に救いはないと感じて、 絶望や失望、周囲への不信、愛の不在といった 人生の暗黒面を歩いている人々が、 時に救いの光を垣間見ることがあれば、 どうぞもっとその扉を開いて、 光をしっかり浴びられますようにと、今宵祈ります。
クリスマスおめでとうございます 2017-12-25 22:10:00 | Sisterのねごと 主のご降誕を祝う一日が過ぎようとしている今宵です。 あらためて、クリスマスおめでとうございます。 一夜明けると、明日、ツリーやサンタさんの飾り付けから あっという間に年末・大晦日、そして新春を迎える飾りに 街中が衣替えをする忙しいこの時期に、あらためて 日本の社会によくクリスマスが浸透したものだと あらためて驚かされます。 教会では、ご公現の日までクリスマスの飾り付けは 片付けませんけれど… これは商戦の影響だとか、 意味をわからないまま騒いでいるだけだとか、 いろいろ見方はあるかも知れませんが、 平和だからこそお祝いできているのでしょうね。 クリスチャンでなくても、昨日・今日を特別な日として 意識して人と会ったりプレゼントを渡したりと 毎年のようにしている人は少なくないでしょう。 商戦戦略に振り回されっぱなしになることはないにしても、 とにかく皆がこの日を楽しく祝い、 人を喜ばせたいと願う機会になっているのは、 「わたしにできないことはない」と言われる インマヌエルの神さまのなせる業でしょう。感謝!
クリスマスおめでとうございます 2017-12-23 22:31:00 | Sisterのねごと 明日は、朝待降節主日のミサに与り、 夜半にご降誕のミサに与るという、 典礼歴的に“忙しい(!?)”一日になりますね。 一足早く、おめでとうございます! 冷える冬の予想が当たり続ける中、 病床で今宵も明日の夜も迎える人、 路上に横たわる心身共に疲れ果てた人、 家族がありながら“くりぼっち”で 過ごさざるを得ない事情にある人… さまざまな痛みや苦悩、 さみしさを抱えるすべての人の心の奥に、 明日あらたに、 救いの主がお生まれになりますように、祈ります。 闇の中に光が… その喜びと希望を信じ、 周りの人々に伝えられるように、 わたしたちの心を開いてくださいと、 主に願いつつ。