自分の出会ったイエスを描く

映画『沈黙』が話題になりましたが、
一人のキリスト者として、
自分に与えられたペンという道具を用いて、
自分なりに出会ったイエス、
これからも出会い続けたい神について、
遠藤周作はよく書き綴ってくれましたね。

今回の映画については
多くの人がいろいろな意見を書いていますが、
作家として、作品の中で自分が見出した
いつくしみの御父を描き続けられたのは、
やはり素晴らしい神のみ業と言えます。

先日放送された番組を観て、あらためてそう思いました。
わたしたちも皆、与えられたツールを駆使して、
生きている限り、自分を救い、日々出会っている
イエスを描いていきたいものです。

人生のしまい方…

最近、長く親しくしてもらった
一人のフランスのシスターが亡くなりました。

病であるとわかったとき、
聡明な頭でこういったことばが忘れられません。

「人は皆、いつか何かのことで
人生を終えることになる。
わたしの場合、”これ”だと思う。」　

そして最後まで果敢に生き抜きました。

訃報を聞いた日から、
永遠の安息を祈るとともに、
人生のしまい方は「いつか」ではなく気づいた「今」
自分を変えていくことからしか始まらないなあと、
しみじみと感じています。

皆さま、今何歳であっても、
今から気づいた折毎に意識を！

動体視力

一昨日大きなものを落として壊したとき、
動体視力というものを久しぶりに意識しました。

秒単位の速いスピードで動くものを
逃さずに目で追うという、あれです。

スポーツ選手などはいつも
この動体視力で見てプレーしているのですね。

相手が仕掛けてきた瞬間と、その結果。
日常生活なら、二つが見えていれば普通です。
中間は抜けていても、結果を見れば
どう対応すべきかはわかります。

例えば、悪魔に誘惑された時と、その結果。
もし中間部分のプロセスが一コマずつ見えれば、
悪の力にどのように打ち負かされるのか、
もっとよく観えるかもです。

自分の生き方を変えるために。
聖霊の息吹を感じ取るために。
そんなことを考えさせられました。

失敗しても

何かで失敗したら、気分転換で、作業は中止。

うまくいかないことがあったら、
半日とか一日、間を置いて心機一転。

失敗しても、壊れても、穴が空いても、
世の中にやり直せないことなどありません。
同じことが続くということもないし。

人生、一瞬ずつを愛おしみながら
生きられますようにと願いつつ。

梅もちらほら

大寒だとか異常な気温とか、
この季節になるといろいろな表現で
「今年こそとんでもなく寒い」と言いたくなりますが、
ちょっと歩くと梅の花がちらほらほころんでいて、
やっぱり季節は正直だなあと安心感を覚えます。