戦いを生む不安と怒り

不安と怒りというのは、
人の判断を狂わせる２大悪魔ではないでしょうか。

戦争を始めるのも、基になっているように
見え隠れするのはこの２つのような気がします。

どちらも同根、周りを信じられなくなり、
このまま行けば自分が取り残されて
不利益を被るのではないかと、疑心暗鬼に。

とらわれてしまうと、
相手の気持を慮ることができなくなったり、
自分の思い込みとは違う展開があるのではといった
想像力に欠けていくような…

一つ間違えれば、わたしたちの中にも
この種の戦争は起こりうるということです。

いつも開いた気持ちで、信頼できる人を持ち、
面白くないときにアンガーマネジメントがうまくできるように、
願いたいです。

まずは愛深い神さまのみ旨に信頼すること…

引き続きウクライナでの1日も早い事態の収束を祈ります。

世界とも連帯を

27日号のカトリック新聞1面に、ローマ教皇が
地元のテレビインタビューに出演した話が載っていました。

「見るだけでは不十分で、実際に感じて、
触れてみなくてはいけません。」
　
心から相手のことを思い、人として兄弟姉妹として認めることだけが、
問題の解決策を見出す方向に進む唯一の道だと、
教皇さまの指摘が書かれていました。

日本の社会にもいろいろな問題があるのは事実ですが、
日本以外の国にもまた多くの苦しんでいる人がいて、
たいていの場合は日本よりもっと根本的な困難や
直接の命の危険から脱出できないまま生きているということに、
ほんの少しでも目を向けられればと…

そんなことに思いを馳せ、祈りのうちに。

ほんとの気持ち

自分探しの旅とか、自分が誰か知っていますかとか、
昔からキャッチコピーとしては多くの人を
ハッとさせることばです。

人は皆、見当識がヤバくならない限りは、
自分のことはどこの誰かわかっているはずですが、
それじゃほんとに自分は自分でいられているのかと自問すると、
なんだかあやふやな気分になりがちです。

奥深いところにある自分のほんとの気持ち、ほんとの願い、
時々耳を傾けてあげたいものです。。

主はそこにおられると

本日の富士山はかすんでいて、
肉眼ではとても見えにくいでした。

写真は画像ソフトでリタッチしています。

けれども、見えなくても、
富士山はそこにあるのだという確信は揺らぎません。

神のみ手が見えなくなるときも、
必ず扶けてくださると信じることができますように…

広い裾野

普段から存在の裾野をできるだけ広く
持っておくことが大切です。

富士山のようにきれいな広がりを持っていられたら、
人間性としての安定感は抜群！　

できるだけ多くの交流を持ち、
自分とは異なる考えの人とも穏やかに話ができ、
知見を広げられる心のしなやかさがあると、
過度の思い込みによる言動の偏りを避けられるのでは…