楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

最後の晩餐…蝋人形館

2013-08-31 08:55:00 | Sisterのねごと


東京タワーの中にある蝋人形館が明日を最後に閉鎖されるのだそうです。

東京の子どもたちにとってはトラウマのスポットとして知られていたという蝋人形館、中に最後の晩餐があったことを思いだし、閉館前にひと目見てきました。

子どもだけでなく、おとなでもちょっと引いてしまいそうな、薄暗がりの中にライトが当たって浮かび上がる人形たち。一緒に行った人は途中から「お化け屋敷みたい」と早足に行ってしまいました。



あるときから、この蝋人形館は往年のロックスターの人形で有名になったのだそうです。館内には、ビートルズを始め各時代の代表的ミュージシャンが。



面白いところではダヴィンチさんとモナリザおばさまも。



さて、等身大のイエスと12人の弟子たちは、そんな薄暗がりの中で静かに晩餐を開いていました。そして厳かなナレーションが響き渡り、まるで教会にいるみたいに、最後の晩餐の話とイエスの死と復活について、繰り返し解説がなされていました。

前のベンチに一人の女性と孫らしい女の子とがいて、前を通過するわたしたちとは別の世界にいるかのように、じっと座って解説に聴き入っていました。そして女の子は「イエスさんってスゴイんだね。えっ!? わたしたちの罪のために死んじゃったって? それに、復活までしちゃったって言ってるよ!」

女の子の素朴な驚きや疑問に、一つひとつ相づちを打ちながら聞いている“おばあちゃん”。しばらく傍らに立ったこちらの方も、心が温かくなりました。

病の中でこの一日を過ごすこと

2013-08-29 08:44:00 | Sisterのねごと


風邪を引いたりお腹が痛んだり、ちょっと体調を壊して2~3日休むだけでも、時間をもてあましたり早く治らねばと焦ったりしませんか。



体のあるいは心の病で何ヶ月、何年という単位で養生している方々のことを思うと、その気持ちがどんなものか計り知れない気がします。



今朝も一人の方から、気持ちを新たにスポーツをしているが友だちができないというお便りをいただきました。人との絆が気持ちを和らげてくれるはずなのに、それが得られない孤独… 

長く続く毎日の連続、今日というこの一日がせめてちょっとした安らぎ、笑い、元気をくれるものでありますように!

(花はレディースマントル、サルビア、ヤロウイェロー)



神の国はこの地上に

2013-08-28 12:33:00 | Sisterのねごと


残念ながらYouTubeで見つけられませんでしたが、テゼ共同体の歌に「神の国は近づいた」というのがあります。

神の国は近づいた
神の国は近づいた
狭い門から入りなさい
神の国は近づいた

というシンプルな歌詞です。

ある日、道を歩きながら口をついて出たこの歌、ふと気づいて立ち止まってしまいました。

「狭い門から入りなさい」の「せまーい」は♪♩♪のリズムのはずですが、わたしが無意識に歌っていたのは「あいてる」♪♪♪♪のリズム。「開いてる門から入りなさい」という歌詞に変わっているではありませんか。

これって本音!? 努力したくないというのが丸見え? 自分でもおかしくて、その場でつい笑ってしまいました。神さまも聞いていて笑ってらっしゃるみたいです。

天の国に入ると聞くと、この世での聖を終えて、天国に迎えられるという意味で聞くこともできます。が、聖書のことばというのは亡くなった方のためというよりは、わたしたち生者のためにこそあると思います。

この世界で生きながら神の国に入る。それは、神と同じ目線で、つまり上から目線でも分析の目線でもなく、「泣く人とともに泣き」「笑う人とともに笑う」共感の視点で生きること、神の価値観、愛の価値観で物事を見るという世界に生きることではないでしょうか。

難しいからこそ、狭い門といわれるのでしょう。でも、たまには開いてる門もあるかも!?

自分の弱さを受け入れて

2013-08-18 22:14:00 | Sisterのねごと


まっすぐ天を突くように立っていたい、清く正しく美しく貫きたい、そんな願いはあっても、自分の弱さ、ふがいなさ、限界には呆れてしまうことがありますね。

そんなとき、弱い自分を受け入れられるのが一番の勇気なのかも知れません。いつも主キリストが先立って導いてくださることに信頼し、限りある今日の自分にやさしく声をかけてあげたいです。明日はまた新しい自分になっていられるように… 

祈るとはそんなことなのかなと感じたり。






鳥を撃たないで…

2013-08-17 13:00:00 | Sisterのねごと
暑さで何も手に付かなかったり眠れない夜も多い8月、自分のこと、家族のこと、友人のこと、仕事のこと、生きること・死ぬこと、この国の未来、世界の行く道など、いろいろなことに思いをめぐらせませんか。

感謝することもあれば、どうにもならないこともあります。神さまのみ手に委ね、自分にできるささやかなことをひとつずつ… そんなふうに考えていると、「祈り」という歌を思い出しました。

大空に向かって、その向こうにある自由、平和、希望へと飛び立つ鳥。その鳥を撃たないでと切に祈る歌声が、現代の空に響きますように。