11年目の祈り 2022-03-11 09:47:00 | Sisterのねごと もう11年が経過したのですね… 地震、津波、原発事故によって犠牲となった すべての方々を偲んで、黙祷を捧げます。 今もまだ続く復興への道、心の傷、住めなくなった町… 地上では二度と会えない大切な人と語らうためにと 設置された風の電話、いつか本当に ケーブルが天の国に伸びていますように。 いや、それぞれの心の奥ではもう回線は繋がっていますね。 旅立った人、こちらの世界で今日の日の記憶に万感こもる人、 すべての人のために、11年目の祈りを捧げます。
争いの種 2022-03-10 21:01:00 | Sisterのねごと 相手の態度が気に食わないとすぐ腹が立つ。 何としてもこちらの思い通りにさせたい。 それ、戦争への第一歩というか… 話が食い違ったり反りが合わなかったら、一旦距離を取り、 冷静になって双方の置かれている立場を考えてみる。 日常の争いごとを回避する訓練をしていないと、 何か大きな問題が生じた時、周りをも巻き込んで、 本当に今回の出来事のようになってしまいます。 初めは小さい争いの種は、どこにでも落ちています。 容易に踏まないように気をつけてたいものです。
クリスマスローズ 2022-03-07 11:07:00 | ホームページ関係 クリスマスローズ、この時期に咲くのは レンテンローズ(四旬節ローズ)と呼ぶのでしょうが、 謙遜の師のような花だなと、ある時から思うようになりました。 赤、ピンク、黄色などチューリップのような 明確で鮮やかな色ではなく、ほんのりと色づいていて、 その可愛さを見せつけるでもなく、 枯れかけているのでもないのにうつむき加減に咲いています。 目を留めて立ち止まり、身を屈める人にだけ、 そっと顔を覗かせてくれます… こういう生き方に少しでも近づければ、 互いに争うことから解放されていくのでしょう。 祈りの内に…
四旬節の祈り 2022-03-06 16:32:00 | Sisterのねごと 先週の水曜日が灰の水曜日、そして今日から カトリック教会の典礼に沿って 四旬節が始まりました。 キリストの受難と復活を記念する特別な祈りの期間、 タイミングがちょうどウクライナ侵攻と重なってしまいました。 一日でも早く事態が収束し、 犠牲者がひとりでも少ないことを祈りながら。
明日は灰の水曜日 2022-03-01 18:01:00 | Sisterのねごと 教会の典礼では、明日は「灰の水曜日」、 人は塵から生まれて塵に還るはかない存在であるとあらめて認識し、 自分の生の原点に立ち返る四旬節が始まります。 ウクライナとロシアの人々、 タリバン支配のアフガニスタンの現状を耐え忍ぶ人々、 ほかにも平和や人権が意味のないことばになっている 国や地域の人々のために、心を合わせて祈り、 何か少しでも具体的に協力できることがあれば 腰を上げる勇気を出せますように…