アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

火の粉をかぶりたくない人御用達…石原慎太郎さん

2010年05月05日 | Weblog
この4月に社会人になった二男が、初月給で「日本酒(桜正宗荒牧屋太左衛門という名の酒。名前がいかにも旨そう!)」を送ってくれました。同梱された名刺の裏に、「お陰様で社会人です。ありがとうございました。初月給がでましたので」と、書かれてありました。親としては、その気持ちだけで十分。お酒…もったいなくて飲めませんよ。飲まないともっともったいないので、飲ませていただきますけどね…。
 二男の会社は、築地にある聖路加タワーというオフィスビル(51階、220m)に入っている。築地といえば、なんといっても「市場」…市場移転問題はどうなっていくのでしょうか?

 鳩サマは、辺野古沖を、得意技である「ゼロベース」にしたことが命取りになりそうな情勢。石原慎太郎東京都知事の「築地から豊洲へ」は、命取りにはならないが、「なんなんだ?」と不審がられている。
東京都議会は、築地市場の「現在地再整備を検討する」ことを決めた。検討はするが、豊洲への移転方針を変えていない。
 「営業しながらの再整備はムリ。工期と費用がかかりすぎる」という理由。試算では、事業費3,400億円、工期20年以上。これじゃあ、「現在地再整備はあきらめるべ」となります。
 「費用も期間もそんなにかからない」という専門家の意見もあり…関係者ならずとも気がもめる。で、現在は何もしていない状況(デッドロック!)。石原さん「たちあがれ日本」に集中したいのかな。

 石原さん、新党「たちあがれ日本」の応援団長…現職の知事が特定の政党の応援をしてもいいんですねえ?
 街頭演説の中で、「米国在住の日本人は(鳩山首相のことを)サギだ、米国人はチキン(臆病者)だ、ヨーロッパ人はアホウドリだと言ってる」と。
 「鳩」ではなく、「サギ(鷺と詐欺をかけた)」…座布団2枚です。
 「鳩」ではなく「チキン」これは座布団1枚。
 「鳩」ではなくて、「アホウドリ」…これがよく分からない。バカの意味のアホとかけたとも思われない。かといって、助走しなければ飛び立てない鳥という意味でもなさそう。(アホウドリは助走してから飛びます。女装して飛び立てばおもしろいのですが…)意味不明につき、座布団はあげられません。

 「与党の幹部に帰化した子孫が多い」という発言がありました。この発言で福島瑞穂大臣が、「私は帰化したことなど一度もない」と…。では石原さん、一体誰のことを指していたんでしょうねえ。
 冬季五輪の時は、「銀や銅で喜んでいるんじゃないよ。死ぬ気で頑張れば金メダルを獲れるだろう!」と、言ってました。これは、「いい人になりたい日本人」が、言いたくても言えないセリフを代弁した感がありました。
石原さんは、「何を言っても叩かれない」という不思議なオーラを持っているのではなく、国民が石原さんに代弁させているのかも…。