国民皆政治評論家…我が家で行った法事でも、「庶民政治大討論会」が。お坊さんのお説教も、政治問題(お経が終わって、しびれた足を揉もうとしたら、な、な、なんと!お説教が始まったのです。お坊さんが、語りたくてしょうがなかったのか?それとも、お説教付きが当地の法事の風習なのか?)。法事後の会食では、日本の政治についてのそれぞれの自説の他、お坊さん説も俎上に載せられた。(これほど庶民が政治の話をするようになったのは、小泉さん時代の小泉劇場の影響でしょう)
庶民の皆さんが、政治を語る…自説を語るのはいいのですが…。「政治が悪い」…これが問題になった。法事に来てくださった人が、「政治が悪い!」と。「悪い政治をする政治家を選んだあなたが悪いんじゃないの!」と、いさめる発言も。政治が悪いとおっしゃった人は、びっくりした顔で、「私は選んでいない!(民主党に投票していない)」と。
日本は民主主義国家です。民主主義とは「民意によって政治を行うこと」です。民意は選挙によって明らかにされるものです。多数決ルールで民意が決定される…。ですから、選挙で勝った党の政策が民意であるということになります。
「私は選んでないぞ!」という主張も、もちろん分かります。先の衆議院選挙の民主党支持は、約33%です。つまり、約67%の人は、「私は選んでないぞ!」という国民の皆様なのです。それでも民意にはなりませんから、そこのところは御了承いただかなければなりません。
政権をとってしまえばもう何をやってもOKです。民意ですから。それなら独裁政権になるだろうって?民意ですからしょうがないでしょう。
では、長いこと民意を担っていた自民党が、「独裁政権」にならなかったのはなぜか?それは、はっきりしています。「官僚にまかせた」からです。「官僚政治=悪い」というイメージが漂っておりますが、独裁を防ぐ素晴らしい手段だったのです。
自民党はそこまで考えなかったでしょう?官僚まかせは単なる手抜きだったんじゃないのかって?そ、それは…怪我の功名ということわざもありまして…。
民主党政権は、「脱官僚」。つまり、独裁政権になっていくのかって?なっていくでしょう(もうすでに一部なっています。一郎とはいっていません。一部です)。民意でもありますし。だいたいやねぇ、政権が変わったからといって、憲法、法律、制度の解釈や運用が変わる…これって、危うい。
庶民の皆さんが、政治を語る…自説を語るのはいいのですが…。「政治が悪い」…これが問題になった。法事に来てくださった人が、「政治が悪い!」と。「悪い政治をする政治家を選んだあなたが悪いんじゃないの!」と、いさめる発言も。政治が悪いとおっしゃった人は、びっくりした顔で、「私は選んでいない!(民主党に投票していない)」と。
日本は民主主義国家です。民主主義とは「民意によって政治を行うこと」です。民意は選挙によって明らかにされるものです。多数決ルールで民意が決定される…。ですから、選挙で勝った党の政策が民意であるということになります。
「私は選んでないぞ!」という主張も、もちろん分かります。先の衆議院選挙の民主党支持は、約33%です。つまり、約67%の人は、「私は選んでないぞ!」という国民の皆様なのです。それでも民意にはなりませんから、そこのところは御了承いただかなければなりません。
政権をとってしまえばもう何をやってもOKです。民意ですから。それなら独裁政権になるだろうって?民意ですからしょうがないでしょう。
では、長いこと民意を担っていた自民党が、「独裁政権」にならなかったのはなぜか?それは、はっきりしています。「官僚にまかせた」からです。「官僚政治=悪い」というイメージが漂っておりますが、独裁を防ぐ素晴らしい手段だったのです。
自民党はそこまで考えなかったでしょう?官僚まかせは単なる手抜きだったんじゃないのかって?そ、それは…怪我の功名ということわざもありまして…。
民主党政権は、「脱官僚」。つまり、独裁政権になっていくのかって?なっていくでしょう(もうすでに一部なっています。一郎とはいっていません。一部です)。民意でもありますし。だいたいやねぇ、政権が変わったからといって、憲法、法律、制度の解釈や運用が変わる…これって、危うい。