鹿児島へ行ったとき、折角なので指宿の「砂蒸し風呂」まで足を伸ばしました。鹿児島中央駅から、喜入までは電車。その後タクシーで指宿へ(たまたまその時間帯は、喜入までの電車しかなかった)。「砂むし会館 砂楽(さらく)」で、砂に埋められた…。辞世の歌は、「砂かけの婆さん能書き並べるがスコップ怖くて効能失せり」…砂をかけてくれるのですが、スコップで頭を割られるような恐怖を感じたのです。無防備で、埋められていくのですから…。砂をいっぱい載せたスコップが顔面の上空にさしかかったとき、砂かけの婆さまが気を失ったら…。私の上品な顔が、割られた額からの血と砂にまみれてしまうのです。
日本のハワイとさえいわれたことがある「指宿」。今は、この固有名詞の漢字が読めない人が…。「ゆびやど」ではなく、「いぶすき」ですから…コラ!そんなところで焚き火をして私を「いぶす気(指宿)」か!てなもんで。
2003年に指宿を訪れた観光客は、285万人。その後どんどん落ち込み、2009年には84万人。
そこで、外国人観光客をターゲットとして「メディポリス」を作った。指宿の人は頭がいい。水平思考が出来る!砂蒸しの効果か?
メディポリスは、ポリスとはいえ警察とは何ら関係ない。「メディカルな都市国家」というような意味の医療施設名。4年ほど前から様々な営業をしている(あまりにも大規模かつ様々なので説明は省略)。2011年3月からは、目玉中の目玉である、「粒子線がん治療研究施設」を稼働させる。
粒子線治療は、ガンなどの腫瘍を切らずに治療できる。放射線治療に比べて体への負担が軽く、治癒率も高い。日本の粒子線治療技術力は世界トップレベル。これを売り物に、「医療観光」を推進しようという。「観光客は小便して帰るだけ」の考えの私も、「医療観光」なら賛成です。客にとって、「美しい風景を観て、砂蒸し風呂に入り、美味しいものを食べる」これだけでもマアマアなのに、決定版として、「腫瘍を簡単にとり除ける」こりゃあ、魅力的です。世界中から人が来ます。粒子線の治療費は、およそ300万円。それだけのお金を使うかって?同じ粒子線治療をアメリカで受けると、およそ1,000万円です。300万円は、安いっ!富裕層さん、いらしゃーい!貧乏人もいらっしゃーい!ってことです。
日本の医療機関は、診断装置や治療設備が整っている。医師だって、一部の犯罪医師を除けば、国際的にもハイレベル。しかし、BUT!医療サービスの目は、「外国人患者」へは向いていない。そんな中でのメディポリスの試み、これは当たります。
日本で、「観光」で何とかしようと考え、結局「観光鳥」ではなく「閑古鳥」が鳴いているところが圧倒的に多い。「医療観光」に切り替えるべきです。いくつか御指南申し上げる…
高知県の医療観光…キャッチフレーズは、「カツオのタタキと肩たたき」。高知観光に、「鍼灸師、マッサージ師、理学療法士のサービス」がセットになっている。もちろんワラで焼いたカツオのサシミ(つまり、タタキ)も付くし、八十八カ所のいくつかへもお参りする。これは、中国のみならず欧米からも観光客が押し寄せます。「司牡丹は出るのか」って?もちろんです。
三重県の医療観光…キャッチフレーズは、「いらっしゃい!松坂牛と蝶の街へ」。松坂牛を腹一杯食べる観光に「盲腸の手術」が付く。どういうわけだって?牛は、「もう」と啼いて、「蝶」ですから、「もうちょう→盲腸」。
富山県の医療観光…越中富山の薬をおみやげにもたせるのだろうって?違います。
キャッチフレーズは、「あなたも私も いも洗い」です。富山の海の幸に、「いも洗い」が付くのです。そんなもんで外国人観光客が呼べるか!って?押し寄せますよ。「いも洗い」を何度か発音すると、「いもあらい→いむあーらい→えむあーるあい」となります。つまり、「MRI」。脳はもちろん、腰椎椎間板ヘルニア、靭帯損傷、肉離れ、骨軟部腫瘍なども詳しくチェックします。MRIが付く観光旅行、お値打ちものですよ!どうして、富山県がMRIなのかって?富山県南砺市で、「全日本いも洗いコンテスト」が行われるもので…。
中国人への観光ビザ発給が緩和されます。来ますよー、中国の皆さんが!観光立国日本の活路、「医療観光」。当たりますから、地方苦境団体ではなかった、地方公共団体は、是非やってください!
日本のハワイとさえいわれたことがある「指宿」。今は、この固有名詞の漢字が読めない人が…。「ゆびやど」ではなく、「いぶすき」ですから…コラ!そんなところで焚き火をして私を「いぶす気(指宿)」か!てなもんで。
2003年に指宿を訪れた観光客は、285万人。その後どんどん落ち込み、2009年には84万人。
そこで、外国人観光客をターゲットとして「メディポリス」を作った。指宿の人は頭がいい。水平思考が出来る!砂蒸しの効果か?
メディポリスは、ポリスとはいえ警察とは何ら関係ない。「メディカルな都市国家」というような意味の医療施設名。4年ほど前から様々な営業をしている(あまりにも大規模かつ様々なので説明は省略)。2011年3月からは、目玉中の目玉である、「粒子線がん治療研究施設」を稼働させる。
粒子線治療は、ガンなどの腫瘍を切らずに治療できる。放射線治療に比べて体への負担が軽く、治癒率も高い。日本の粒子線治療技術力は世界トップレベル。これを売り物に、「医療観光」を推進しようという。「観光客は小便して帰るだけ」の考えの私も、「医療観光」なら賛成です。客にとって、「美しい風景を観て、砂蒸し風呂に入り、美味しいものを食べる」これだけでもマアマアなのに、決定版として、「腫瘍を簡単にとり除ける」こりゃあ、魅力的です。世界中から人が来ます。粒子線の治療費は、およそ300万円。それだけのお金を使うかって?同じ粒子線治療をアメリカで受けると、およそ1,000万円です。300万円は、安いっ!富裕層さん、いらしゃーい!貧乏人もいらっしゃーい!ってことです。
日本の医療機関は、診断装置や治療設備が整っている。医師だって、一部の犯罪医師を除けば、国際的にもハイレベル。しかし、BUT!医療サービスの目は、「外国人患者」へは向いていない。そんな中でのメディポリスの試み、これは当たります。
日本で、「観光」で何とかしようと考え、結局「観光鳥」ではなく「閑古鳥」が鳴いているところが圧倒的に多い。「医療観光」に切り替えるべきです。いくつか御指南申し上げる…
高知県の医療観光…キャッチフレーズは、「カツオのタタキと肩たたき」。高知観光に、「鍼灸師、マッサージ師、理学療法士のサービス」がセットになっている。もちろんワラで焼いたカツオのサシミ(つまり、タタキ)も付くし、八十八カ所のいくつかへもお参りする。これは、中国のみならず欧米からも観光客が押し寄せます。「司牡丹は出るのか」って?もちろんです。
三重県の医療観光…キャッチフレーズは、「いらっしゃい!松坂牛と蝶の街へ」。松坂牛を腹一杯食べる観光に「盲腸の手術」が付く。どういうわけだって?牛は、「もう」と啼いて、「蝶」ですから、「もうちょう→盲腸」。
富山県の医療観光…越中富山の薬をおみやげにもたせるのだろうって?違います。
キャッチフレーズは、「あなたも私も いも洗い」です。富山の海の幸に、「いも洗い」が付くのです。そんなもんで外国人観光客が呼べるか!って?押し寄せますよ。「いも洗い」を何度か発音すると、「いもあらい→いむあーらい→えむあーるあい」となります。つまり、「MRI」。脳はもちろん、腰椎椎間板ヘルニア、靭帯損傷、肉離れ、骨軟部腫瘍なども詳しくチェックします。MRIが付く観光旅行、お値打ちものですよ!どうして、富山県がMRIなのかって?富山県南砺市で、「全日本いも洗いコンテスト」が行われるもので…。
中国人への観光ビザ発給が緩和されます。来ますよー、中国の皆さんが!観光立国日本の活路、「医療観光」。当たりますから、地方苦境団体ではなかった、地方公共団体は、是非やってください!