アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

パンツもイージーオーダーとは…

2010年05月16日 | Weblog
 長生きはするもので…パンツまでインテリジェントになってきました。還暦過ぎ世代にとって、「パンツ」は、もちろん下着のパンツ。最近は、ズボンをパンツと呼ぶようになっているものだから、混同があり気恥ずかしい思いをしたり…などします。

 子供の頃のパンツは、「白いトランクス」でした。白いトランクスといえばカッコイイのですが、別名は、「猿股(サルマタ)」「西洋褌(せいようふんどし)」ですから、カッコワルイ。
 その後、白いブリーフの全盛時代が訪れました。身体検査の時など、白いブリーフをはいた奴らは優越感に浸って、「ドヤ!」。白いトランクスの私など、大変惨めな思いをしたものでした。「また回顧か?」ってか?人生の薄暮を迎えると、回顧&懐古が頭の中を巡るのです。

 今は、白いブリーフなどはく人がいない。デザイン、機能、素材…さまざま。
 「甲冑(かっちゅう)パンツ」は、巨人の原辰徳監督も愛用しているのだそうで…御利益あるみたい。でも、甲冑ですから鉄製?股ズレを起こすと思うが。
 「包帯パンツ」…これも、「包帯なのかパンツなのかどっちかにしろ!」とツッコミたいところです。「まるではいてないようなはき心地」と評判なのだそうで…だったらはくな!(私が怒ることもないですね)
 「補整パンツ」…そういうパンツをはいてメタボを隠そうとするのかコラ!見かけだけよければ中身はどうでもいいという考えだな!え!腹筋運動効果のパンツもある?パンツをはいて、腹筋をつけようなんて…ものぐさパンツだな。

 私が長生きはするものだと思ったのは、「防臭・消臭効果のあるパンツ」の出現。パンツの変遷の生き証人としては、感動的ですらありました。
 防臭…これは出来るかなとは思いましたが、消臭は凄いです。パンツに、ファブリーズの霧吹きが縫いつけられているんじゃないだろうか。(見にいきましたが、霧吹きは付いていなかった。あんなものが付いていたら歩きにくいですから。え?わざわざパンツを見物に行くなってかぁ!下着文化の調査という名目です。予算は付かない…)
 価格は…ユ○クロの防臭パンツはお手頃で、990円。消臭パンツ(セーレ○)は、なんと4,800円です。消臭パンツ2枚で、スーツが買えます。
 結局、消臭パンツを買ったのかって?ジャスト・ルッキングにしておきました。
 家族会議を招集し、「消臭パンツを買うかどうか」を議題にします。認められたら、4,800円を握りしめて買いに走ります。