アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本人は、ジーパン教員を認めない

2010年05月07日 | Weblog
 日本人はまだ大丈夫だなと思ったことの一つに、「ジーパン教員についてのアンケート結果(産経新聞)」があります。
 サンプルは、1,508人(男性1,084人、女性424人)…これだけあれば、傾向がつかめます。で、その結果は・・・
 
 1 教員のジーパンやジャージーはよくない・・・・65%
 2 教員のドレスダウンは、生徒に影響がある・・・65%
 3 公務員は(勤務中)服装の自由はない・・・・・66%

 「教員がネクタイをして教壇に上がれば、平均点が10点上がる」という不朽の名言があります。(誰の言葉かって?じ、実は私の言葉なんですが…)アンケートの結果は、名言を支持した形になっています。溜飲を半分下げました。全部ではないのかって?65~66%ではなく100%なら溜飲を全て下げましたが…。

 「教員のジーパン、ジャージーいいじゃないか!自由だろう(JJ容認論)」を、やっつけます。
○ 動きやすい服装が適切。温室効果ガス25%削減を掲げているので、率先して寒暖を服装で調整すべきだ
 ・・・動きやすさ?スーツだって十分動きやすいぞ。寒暖調節?ジャージーにそのような機能が付いているのか?屁理屈言うな!スーツを着用したら、暑くても上着を脱ぐことが出来ないという条例でもあるのか!
○ 体育の先生は常にジャージーだった。専門の授業の先生は作業服だった
 ・・・だからなんなんだ?
○ 教員の服装が生徒に与える影響は微々たるもの。それよりもっと大事なことがたくさんある。貴重な時間とエネルギーを使って決めることではない
 ・・・このような、低レベルの意見が、マスコミに珍重される?と、いうことは国民をバカにしている。そもそも、影響が微々たるもの…そう言い切るからには、根拠を示せ!私は、服装が大変な影響がある根拠を示すことが出来ますよ。服装よりもっと大事なことがあるんだって?教育において教員の服装以上に大事なことなどありません。国旗国歌以上に大事なものです。
○ 教員のジャージーは普通だ。体育教員もスーツを着ろというのだろうか。ジャージーは体育教師の正装です
 ・・・このような意見の人には、「今、何時代だ?」と問いたい。昭和20年代じゃないんだから!学校には、更衣室というものがある。体育の授業では、ジャージ着用。農業実習では、作業着。道徳の授業ではスーツに着替える。TPOに応じて着替えをすればいいだけの話でしょう。そのようなことが出来てこそ教師(私は、教員と教師を使い分けています)。
 体育教師は朝から晩までジャージーで過ごさなければならないなんてむしろ可哀想。そんなにジャージーでいたいのなら、入学式でも、卒業式でも、結婚式でもジャージーで出席し、「自分は、体育教師です。正装で出席しています」と、ふれ回っていればいいさ。(寝るときも、パジャマなどいらない。ジャージーにしなさい)
○ スーツにネクタイ姿の教師より、いつもジャージー姿の先生の方が生徒との距離が近かった記憶がある
 ・・・距離が近かった?距離の問題ではない。「学力をつけることが出来るかどうか」が問題です。ジャージーやジーパンの先生が親しみやすくていい?
そんな主観の問題を持ち出すなよ。親しみやすいが学力をつけることが出来ない教員なら必要ないでしょう!もっとも、スーツにネクタイの先生だって、十分距離が近いし、ものすごく親しみやすいです。

 教員の服装問題になれば、「教員がネクタイをして教壇に上がれば、平均点が10点上がるという論」の提唱者である私は、最後の最後まで戦いますよ! 首に直接ネクタイを巻く教員はどう扱うのかって?そんな奴はおらんじゃろう!だけどおもしろいので、平均点は…5点上がるとしておきましょうか。