アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ドブネズミ界の把瑠都 捕獲作戦

2010年05月22日 | Weblog
 とうとう、コンポを買いました。「コンポ」といっても実にいろいろありまして…コンポーザー、コンポーネント、コンポジション、コンポスト、コンポート・・・。私が購入したコンポは、「コンポスター (composter) 」。早い話が、「生ごみ堆肥化容器」です。

プラスチック製の円筒型容器。蓋はあるが底がなく地中に10cmほど埋めて設置する。その中に生ゴミを入れると、勝手に発酵してやがて堆肥になる。発酵堆肥化促進剤を入れると、より効率よく発酵する(あたりまえ)。

 欧米の場合、ディスポーザー(生ゴミ粉砕機)がありますから、生ゴミに悩まされることも少ない。特に、アメリカの場合、ディスポーザーの普及率は85%。水を流す感覚で生ゴミを流せる。手間なし、臭いなし…便利です。日本でのディスポーザーの普及は、反対意見も根強いのでなかなか進まないでしょう。

 コンポスター(以下、コンポ)に話を戻します。コンポもディスポーザーもない場合、燃やせるゴミ用の袋へ入れてゴミ収集日に出す。その日まで、どこに収納しておくか?なかなかやっかいな代物。
 さて、コンポ、なかなかいいです。脱臭剤も付いているので臭わない。

 ところが、問題が発生した・・・。
 生ゴミを捨てるためコンポの蓋を開けると・・・ヘビのしっぽのようなものが見えた。生々しい灰色のしっぽ…長さは25cmほど…ドブネズミのしっぽであった。やっこさん、頭隠して尻隠さず。しっぽを見られていることも知らずに、私が生ゴミを捨て蓋を閉めるまで息を殺して待つつもり。その場は、騙されたふりをしてやり過ごした。
 
 どういうことか…ドブネズミが、地下を掘り進んでコンポの底から出入りできるトンネルを開通させたのです。食料がドッサ、ドッサと供給される夢のようなコンポ直通のトンネル。栄養のバランスもよい。野菜、肉、魚の他、冷蔵庫内で消費期限が切れたラーメンやウドンの玉まで…。

 本体は見ていないのですが、しっぽから想像するに、ドブネズミは猫ぐらいの大きさ。ドブネズミ界の把瑠都です。早速、把瑠都捕獲作戦を立てました。
 「焼き魚の頭に大きい釣り針をつけて、コンポの上部からつり下げるように仕掛ける。道糸はタコ糸にする」なぜつり下げるかというと、把瑠都が飛びついて魚の頭をくわえたとき、ある程度の抵抗がなければ針が口に刺さらないから。

 捕獲して、予想通りの大きさだったら、新聞社とギネスへ連絡します。
 おそらく仕掛けた数時間後に捕獲できると思います。楽しみです。その昔、ドブネズミと戦って翻弄された苦い思い出があります。今回は、勝ちます。さーて、いつ作戦を決行しようかなー。