善良な庶民が気楽に手を染められる賭博は…宝くじ、スポーツ振興くじ、パチンコ、競馬、競輪、オートレース、競艇、麻雀、花札、チンチロリン…こう並べると、どれも気軽にできるものばかり。どれも損をすると金額が大きくなる。どだい儲けられるはずがない。
ほほえましいのは、「相撲賭博(?)」。参加料を出して、勝ち負けを予想する。場所後成績に応じて商品がもらえる。お年寄りの小遣いで参加できる実に庶民的な賭博。この賭博も摘発されたことがある。組織が大きくなり、優勝の商品が「乗用車(新車)」になった。さすがに警察が入りました。賭博は、刑法の「賭博及び富くじに関する罪」で、「やってはだめだよ。処罰するよ」と謳っている。「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する」「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する」
但し書きもある、「ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない」つまり、相撲賭博の商品が、乗用車ではなく、カリントウ一箱ならお咎めがなかったということ。
公営ギャンブルの場合はどうなんだって?
「競馬法」「モーターボート競走法」「自転車競技法」…それぞれ法律がありまして…。公営ギャンブルは、胴元も顧客も懲役にならないようになっております。
で、野球賭博…庶民には敷居が高い。ハンデキャップというものがあり、試合毎に変わる。ハンデキャップ発表は、デイゲームは10時、ナイターは14時。実に複雑なルールがある。ですから、野球賭博参加者は…頭がいい人でなければなりません。ボンヤリしていると、いくら勝ったのかの計算さえ出来ない。
週刊新潮の記事には驚きました。琴光喜が5年以上前から野球賭博に手を染めていた。相撲賭博…ではないんだぁ…。負け金が数千万円に上っている。野球賭博をしていることを口外しない見返りとして、元暴力団員から1億円の「口止め料」を要求された…。報道がすべて事実となると、3年以下の懲役に科される可能性がある。
琴光喜は、清潔なイメージですが…大の賭博好きで、花札は肌身離さず携行しているらしい。だけど・・・朝青龍の暴行事件の時は、場所終了後の聴取だった。しかし、琴光喜の場合は、場所中に警察で聴取を受けている。警察から帰された翌日も相撲をとったのですよ…。「(琴光喜の場合)ことが重大だからそうした」ということだが、横綱の暴行は重大じゃないのかねえ。
野球賭博は、胴元が分からないようなシステムになっている。これは、良くないスジと密接な関係があるからでしょう。
山口組の元大幹部が、「憚りながら」(宝島社)の中で、「暴力団」と「芸能界」の関係について書いている。庶民の多くが、「多分そうだろう」と思っていたことが、元暴力団の大幹部が、「そうだよ!本当だよ」と、証明書を発行してくれたわけだ。やはりそうだったかと安堵しました。安堵するところではないってか?この本に書かれている相撲界との関わりは、元大関の増位山との交友程度。
しかし、例の服役中の暴力団幹部に元気な姿をNHKのテレビを通じてみせる作戦。便宜を図った親方は、「暴力団に(維持員席のキップが)渡るとは思わなかった」と言っています。そんなはずないでしょう!怒るぞ!(もう怒ってるってがぁ)一場所(15日間)に55人の暴力団員が、維持員席に陣取ったんですよ!しかも、4~5年前からキップを渡していた。「知らなかった」は通じない。結局、処分されましたけどね。
この件でテレビのインタビューに答えた暴力団幹部は、「関取と仲良くなると、場所を観に来てくださいとなるんだ」と。暴力団と相撲界のおつきあいの深さを証言しておりました。大麻の時にも暴力団の影がチラついておりました。「憚りながらⅡ」で、そのあたりをはっきり書いていただきたいが。それを知ってどうするかって?暴力団って、民主主義社会において民主主義の対極にいる…つまり、親分に逆らうと指が何本あっても足りない世界。秘密めいておもしろいから。本当は、単なる野次馬なのですがね。
賭博は、「必ず負ける」。賭博に係わる不幸な事件が起こる度に、庶民は他山の石としてこのことを肝に銘じなければなりません。それにしても、合法的な公営ギャンブルが存在している。それで人生を棒に振った人もいる。
賭博への参加は…個人の学力にまかせるのがいいようで・・・
ほほえましいのは、「相撲賭博(?)」。参加料を出して、勝ち負けを予想する。場所後成績に応じて商品がもらえる。お年寄りの小遣いで参加できる実に庶民的な賭博。この賭博も摘発されたことがある。組織が大きくなり、優勝の商品が「乗用車(新車)」になった。さすがに警察が入りました。賭博は、刑法の「賭博及び富くじに関する罪」で、「やってはだめだよ。処罰するよ」と謳っている。「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する」「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する」
但し書きもある、「ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない」つまり、相撲賭博の商品が、乗用車ではなく、カリントウ一箱ならお咎めがなかったということ。
公営ギャンブルの場合はどうなんだって?
「競馬法」「モーターボート競走法」「自転車競技法」…それぞれ法律がありまして…。公営ギャンブルは、胴元も顧客も懲役にならないようになっております。
で、野球賭博…庶民には敷居が高い。ハンデキャップというものがあり、試合毎に変わる。ハンデキャップ発表は、デイゲームは10時、ナイターは14時。実に複雑なルールがある。ですから、野球賭博参加者は…頭がいい人でなければなりません。ボンヤリしていると、いくら勝ったのかの計算さえ出来ない。
週刊新潮の記事には驚きました。琴光喜が5年以上前から野球賭博に手を染めていた。相撲賭博…ではないんだぁ…。負け金が数千万円に上っている。野球賭博をしていることを口外しない見返りとして、元暴力団員から1億円の「口止め料」を要求された…。報道がすべて事実となると、3年以下の懲役に科される可能性がある。
琴光喜は、清潔なイメージですが…大の賭博好きで、花札は肌身離さず携行しているらしい。だけど・・・朝青龍の暴行事件の時は、場所終了後の聴取だった。しかし、琴光喜の場合は、場所中に警察で聴取を受けている。警察から帰された翌日も相撲をとったのですよ…。「(琴光喜の場合)ことが重大だからそうした」ということだが、横綱の暴行は重大じゃないのかねえ。
野球賭博は、胴元が分からないようなシステムになっている。これは、良くないスジと密接な関係があるからでしょう。
山口組の元大幹部が、「憚りながら」(宝島社)の中で、「暴力団」と「芸能界」の関係について書いている。庶民の多くが、「多分そうだろう」と思っていたことが、元暴力団の大幹部が、「そうだよ!本当だよ」と、証明書を発行してくれたわけだ。やはりそうだったかと安堵しました。安堵するところではないってか?この本に書かれている相撲界との関わりは、元大関の増位山との交友程度。
しかし、例の服役中の暴力団幹部に元気な姿をNHKのテレビを通じてみせる作戦。便宜を図った親方は、「暴力団に(維持員席のキップが)渡るとは思わなかった」と言っています。そんなはずないでしょう!怒るぞ!(もう怒ってるってがぁ)一場所(15日間)に55人の暴力団員が、維持員席に陣取ったんですよ!しかも、4~5年前からキップを渡していた。「知らなかった」は通じない。結局、処分されましたけどね。
この件でテレビのインタビューに答えた暴力団幹部は、「関取と仲良くなると、場所を観に来てくださいとなるんだ」と。暴力団と相撲界のおつきあいの深さを証言しておりました。大麻の時にも暴力団の影がチラついておりました。「憚りながらⅡ」で、そのあたりをはっきり書いていただきたいが。それを知ってどうするかって?暴力団って、民主主義社会において民主主義の対極にいる…つまり、親分に逆らうと指が何本あっても足りない世界。秘密めいておもしろいから。本当は、単なる野次馬なのですがね。
賭博は、「必ず負ける」。賭博に係わる不幸な事件が起こる度に、庶民は他山の石としてこのことを肝に銘じなければなりません。それにしても、合法的な公営ギャンブルが存在している。それで人生を棒に振った人もいる。
賭博への参加は…個人の学力にまかせるのがいいようで・・・