父親の17回忌と、母親の7回忌の法要をします。法要といっても、お経をあげてもらって、集まった親族で簡単に食事するだけなのですがね。いくら簡素な法要でも、「法要休暇」は法的に認められています。それほど大切に扱われているものです。
父親が亡くなったころは、まだ町内会がよく機能していました。ですから、私が何もしないうちに葬儀を終えることが出来ました。母親の時は、身内でひっそりと送ったのですが、「お金がかかるんだなあ!」と、感心させられたものでした。
我が家の玄関ドアをノックする人は…宅配便の人のほか、「エホバの証人」「モルモン教」そして、「葬儀社(葬式費用の積み立て勧誘)」。エホバとモルモンは、適当な理由をつけてお引き取りいただく。適当な理由が付かないのが、葬儀社。
「死にませんから、積み立てません」…これは無理。
「別な会社に加入していますから」…「何という会社ですか?」と、問い返されると答えられない。とりたてて理由があるわけでもないが…自分の葬式代を葬儀屋さんに積み立てたくない…。私の葬式は、内輪でやっていただけばそれで結構。死んでから、生きている人の手を煩わせたくない。
それにしても、生前から積み立てておかなければ葬儀に難儀する(ダジャレじゃないですよ。音韻連想です)…それほど高額な費用がかかる。
「戒名料」にはびっくりしました。同じ仏教でも随分違いがあります。乗用車が買えるだけ払わなければならない宗派から、35万円で済む宗派まで実に様々。少し笑えたのは、棺桶にも、等級がありまして…特上、上、並、下…あまりけちくさくしても仏様に申し訳ない。しかし、棺桶に見栄をはるのもいかがなものか…結局、中ぐらいのものにしましたが…。葬儀屋さんには見抜かれていました。「コイツは、お金がなさそうだから…でも、見栄をはって上を選ぶだろう」と。
「葬儀は、要らない(島田裕巳さん著)」によると、日本の葬儀費用(葬儀屋さん、料理屋さん、お寺さんに支払う費用)の平均は231万円という。つまり、平均的な葬儀にするためには、231万円なければならないということ。およそ、私の年金2年分です。これだもの、積み立てておかなければならないはずだワ!
231万円という金額は、米国の5倍、英国の20倍とのこと。英国の葬式は見たことがないが、米国の葬式は何度も見ている(実は、映画で観ているということなんですけど)。シンプルですよ。葬儀はシンプルがいいです。
「四十九日の法要に、10万円請求された」
「初盆のお参りは、戒名料程度はいただきます」とお坊さんに言われた。
このような話を耳にしました。初盆に戒名料程度を請求された人が、渋ったところ、「あなたが出した金額を、檀家が目にする場所に張りだすのですよ。機関誌にも載せます。金額と氏名が公表されてもいいんですね!」と、脅しもどきのセリフを吐かれたという。これはひどい話です。
請求された人は憤然となって、「それでもいいです!」と答えた。5,000円を叩きつけて帰ってきたそうな。それでいいと思います。拍手です!わずか10分のお経に、何十万円も払うことないです!
だけど…お坊さんって、「気持ちだけで結構です」と言うものと思っていました。金額を明確にして請求する坊さんがいる!(最近は、たいていの坊さんが具体的な金額を言うようですが…)悲しくなりました。(しかも、目の玉が飛び散って集めるのに苦労するほどの高額!「戒名料で高級外車が買えるだけの金額を請求された」という信頼できる話も聞きました。(つまり、1千万円以上!?)…金額を明瞭にすれば、明朗会計というわけではないのです…
法要で唯一、「いいなあ!」と思えるのは、「会う機会がない親族に会える」ということです。仏様が、みんなを集合させてくれる…ありがたいです。
葬儀・法要に関わる課題…「予算に応じた葬儀・法要を安心して行える日本に」…
父親が亡くなったころは、まだ町内会がよく機能していました。ですから、私が何もしないうちに葬儀を終えることが出来ました。母親の時は、身内でひっそりと送ったのですが、「お金がかかるんだなあ!」と、感心させられたものでした。
我が家の玄関ドアをノックする人は…宅配便の人のほか、「エホバの証人」「モルモン教」そして、「葬儀社(葬式費用の積み立て勧誘)」。エホバとモルモンは、適当な理由をつけてお引き取りいただく。適当な理由が付かないのが、葬儀社。
「死にませんから、積み立てません」…これは無理。
「別な会社に加入していますから」…「何という会社ですか?」と、問い返されると答えられない。とりたてて理由があるわけでもないが…自分の葬式代を葬儀屋さんに積み立てたくない…。私の葬式は、内輪でやっていただけばそれで結構。死んでから、生きている人の手を煩わせたくない。
それにしても、生前から積み立てておかなければ葬儀に難儀する(ダジャレじゃないですよ。音韻連想です)…それほど高額な費用がかかる。
「戒名料」にはびっくりしました。同じ仏教でも随分違いがあります。乗用車が買えるだけ払わなければならない宗派から、35万円で済む宗派まで実に様々。少し笑えたのは、棺桶にも、等級がありまして…特上、上、並、下…あまりけちくさくしても仏様に申し訳ない。しかし、棺桶に見栄をはるのもいかがなものか…結局、中ぐらいのものにしましたが…。葬儀屋さんには見抜かれていました。「コイツは、お金がなさそうだから…でも、見栄をはって上を選ぶだろう」と。
「葬儀は、要らない(島田裕巳さん著)」によると、日本の葬儀費用(葬儀屋さん、料理屋さん、お寺さんに支払う費用)の平均は231万円という。つまり、平均的な葬儀にするためには、231万円なければならないということ。およそ、私の年金2年分です。これだもの、積み立てておかなければならないはずだワ!
231万円という金額は、米国の5倍、英国の20倍とのこと。英国の葬式は見たことがないが、米国の葬式は何度も見ている(実は、映画で観ているということなんですけど)。シンプルですよ。葬儀はシンプルがいいです。
「四十九日の法要に、10万円請求された」
「初盆のお参りは、戒名料程度はいただきます」とお坊さんに言われた。
このような話を耳にしました。初盆に戒名料程度を請求された人が、渋ったところ、「あなたが出した金額を、檀家が目にする場所に張りだすのですよ。機関誌にも載せます。金額と氏名が公表されてもいいんですね!」と、脅しもどきのセリフを吐かれたという。これはひどい話です。
請求された人は憤然となって、「それでもいいです!」と答えた。5,000円を叩きつけて帰ってきたそうな。それでいいと思います。拍手です!わずか10分のお経に、何十万円も払うことないです!
だけど…お坊さんって、「気持ちだけで結構です」と言うものと思っていました。金額を明確にして請求する坊さんがいる!(最近は、たいていの坊さんが具体的な金額を言うようですが…)悲しくなりました。(しかも、目の玉が飛び散って集めるのに苦労するほどの高額!「戒名料で高級外車が買えるだけの金額を請求された」という信頼できる話も聞きました。(つまり、1千万円以上!?)…金額を明瞭にすれば、明朗会計というわけではないのです…
法要で唯一、「いいなあ!」と思えるのは、「会う機会がない親族に会える」ということです。仏様が、みんなを集合させてくれる…ありがたいです。
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