アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

貧乏ゆすりの名人は?沖縄は…

2011年04月14日 | Weblog
 貧乏の「貧」という字の成り立ちですが…「貝を分ける」。「貝」は金のこと。財、貯、貨、貸、賀、賄、賓、賜、費、質…。例を挙げるのにいとまがない。そのお金を分けるほどの財があるはずなのに、どうして「貧しい」のか?そのような疑問が生じたら、強い味方が!白川静さんの「常用字解」。「お金を分けてしまったから貧しい」のだそうで…そうだったのかぁ。
 その昔から、自分のサイフの中身を顧みず、お金を分けてしまう人がおられたようで、「貧乏」にまつわる熟語やフレーズがある。
 貧乏神、貧乏ゆすり、貧乏暇無し、貧乏くじ、貧乏草、器用貧乏…

 どれも、貧乏に由来するのですが、どーも解らないのが、「貧乏ゆすり」。貧乏だと、ゆするのか?それとも、ゆすると貧乏になるのか?元プロ野球監督のノムさんなど、貧乏ゆすりのプロのような方ですが、大金持ちです。
 この貧乏ゆすり、「心がリラックスできる」「血流が良くなる」「足のむくみ解消」「ヒザのバネが強くなる(←これは、ジョークです)」…つまり、貧乏ゆすりは、名称からくるイメージは良くないが体には良い。
 それならば、名称を変更すればよい。

 人間の考えることは…「貧乏ゆすりに素敵な名前を付けてあげよう!」というサイトを発見。なかなかおもしろいのでちょっとだけ挙げると…
 SFS…sorry foot shakeなのだそうで。だけどなぜ英語?
 発作的無意識脚部振動症…な、長いっつーの!「貧乏ゆすりするな!」で済むものを、「発作的無意識脚部振動症するな!」と、言わなければならない。長すぎます。
ぶるぶるフット…私の場合、ぷるぷるなんですけど。あと、イチャモンですけど、貧乏ゆすりって、フットではなくレッグじゃないかなあ?
 マナーモード健康ゆすり…説明的過ぎます。それに、「ゆすり」って…暴力団じゃないんだから。
 健康的脚痙攣…はい、はい、そのまんま!
 ドラミング…ゴリラじゃないんだから!でも佳作。
 自分地震…う~ん!こ、これが最優秀!
 
 石川啄木に、「働けど 働けどなお 我が暮らし 楽にならざり じっと手を見る」がある。「稼ぐに追い抜く貧乏神」ということわざもある!「Ever busy, ever bare.」という英訳も。
 そしてその反対もある。私の身上でもある、「稼ぐに追い付く貧乏なし」。一生懸命働けば、貧乏神に追いつかれる心配がないということ。今日も働くぞーっ!掃除しながら洗濯をして(二槽式洗濯機なので、そういうことができる)、ゴミを出して、ひょうたんを磨いて…。そろそろ畑も…。